2021年01月14日
GCC仏典幸話 第1回 9月21日(火)
●第1回 9月21日(火)GCC仏典幸話「創業哲学を学ぶ~『幸せ』に生きるには?」
15時00分~17時00分
参加費 5000円
【内容】
講師 八田 入覚
真宗大谷派 筑波山玉川院 浄福寺 (開基 貞永元年 1222年)
現在 副住職(第27代継承者)
『幸せ』に生きるには・・・
人は何のために生きているのか?
それは幸せになりたいと言う欲求がそこにあるからです。
つまり煩悩ですね。欲求=煩悩
浄土真宗の≪正信偈≫に…不断煩悩得涅槃という一節があります。
これは、煩悩を断たずに、そのままで涅槃を得ることができる
と、説いているのです。
涅槃とは、智慧を磨き修行を積んで、迷いや執着を断ち切り、
悟りに到達して、いっさいの苦・束縛・輪廻から解放された
最高の境地を言いますが…
ここでは、煩悩を断たずして、苦・束縛・輪廻から解放された
最高の境地に達することとなります。
なぜ煩悩を断たずとも、苦や束縛、輪廻から逃れられるのか?
それは、生きる為にも煩悩の力が必要だからです。
倖せになりたいという思うこと。または、あの子と結婚したいと願うこと。
健康でいつまでも元気でいたい思うこと。
しかし、そこには苦や束縛がたくさん待ち構えています。
だからと言って諦めますか?いーや、誰もが諦めたくないはずです。
だからこそ、そこを乗り越えるためにも、煩悩の力を借りる必要があるのです。
それさえ乗り越えれば倖せが待っているのです。
どうすれば倖せに生きられるのか?そもそも倖せってなんなのか?
一緒に考えて行きましょう。
仏教心理アドバイザー
八田入覚
<お申込み先>
ヘイズ銀座受付まで TEL: 03-3561-2250- 投稿者:平田
- 日時: 2010年09月21日 10:31