【今日から始める生活達人 vol.25】

『 勝手な解釈 』

text= Hatsue Hiraga
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 トヨタ自動車は「レクサス」など8車種のリコールを国土交通省に届け出ております。
米国でのリコールの折、国内車は大丈夫とのことでしたが、今回の欠陥部分は「エンジン」と
正に車の心臓部分で、それも「クラウン」「レクサス」とトヨタの誇る旗艦車種での欠陥です。
米国でのリコールの際は確か「ブレーキ」だったはず。技術的なことは私には分かりませんが、
世界企業のトヨタが技術の粋を集めた高級ブランド車の「エンジン」や「ブレーキ」の不具合が
何故、事前に分からなかったのでしょうか。。。

 私ごとですが、先月とても痛い思いをしました。ヘルペス(帯状ではなく単純疱疹でした)です。
当初目の奥が痛く、瞼の腫れもあり、某医大の眼科クリニックに駆け込みましたが、異常なしとのことで、
脳神経科に行くよう指示され、CT検査をしましたがやはり異常なしとのことでした。
「でも、我慢できないほど痛いんです。頭蓋骨の外側なんです。目の周りも熱っぽいんです。」
私としては最大限言葉を尽くして状況を訴えたつもりでしたが、痛み止めを処方されただけでした。
その痛み止めも2日後には効かなくなり、日曜日に救急外来に駆け込みました。若い研修医のような医師が丁寧に話を聞き、
身体全体を診察し、触診し「もしかしたら、神経節の内側に出た疱疹かも。。」
ようやく病名が判明し、皮膚科での治療が始まり、痛みは薄皮を一枚ずつ剥ぐような快復状況です。
 “今の医者はね、患者の顔なんか見ないよ。見るのは検査結果とモニターだよ”
本当でした。『お願い触って診てよ。本当に痛いのよ。熱っぽいでしょう。』
でも、専門医達からの触診もなく、信頼感や安心感も乏しく、心細く寂しい限りでした。
若い医師の探るような「医者の手」の診察と、確認を求める問いかけ、真摯な眼差しに救われました。

 高度な技術を要する車作りは部品ごと、専門家ごとに作業は細分化され極められ、
その集大成が一台の車として完成するのでしょう。でも、もしかしたら、
高度に細分化されたところに落とし穴があるのかしら。。 丁度、医者が身体全体を診ることなく、
自分の専門パーツの異常なければ問題なしと言わざるをえないように。。。


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 「かれ枯渇ない財布を持とう!」
 平賀FP事務所
  ファイナンシャルプランナー
平賀 初惠
 連絡先:TEL&FAX 03-5634-4339
E-mail: hiragafp@r-pridea.com

■平賀さんのHPです♪

■平賀さんが主人公の漫画です♪

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■バックナンバー

2008

2009

2月 VOL.9 混合医療と先進医療

3月 VOL.10 治療と目的

4月 VOL.11 インフォームドコンセント

5月 VOL.12 内なる名医

6月 VOL.13 手を握ってあげる

7月 VOL.14 ワタミの株主総会

8月 VOL.15 寿命さらに長く

9月 VOL.16 8月に思うこと

10月 VOL.17 供養の日

11月 VOL.18 医療のジレンマ

12月 VOL.19 重粒子線がん治療


2010

2月 VOL.20 がんの2015年問題

3月 VOL.21 つくられる病人

4月 VOL.22 保険に入れない

5月 VOL.23 ギリシャより・・

6月 VOL.24 所信表明演説

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【今日から始める生活達人 vol.9】

『混合診療と先進医療』

text= Hatsue Hiraga / Feb.2009

 “Aコースの治療は4日で終わります。しかも身体的な負担も手術痕も副作用もありません。”

“Bコースは3ヶ月の入院、手術と化学療法の併用で、副作用と身体的な負担は否めません。”

もしも、あなたが診察を受けた医師からどちらにしますか?と、問われれば、大方の人は迷わず、

“Aコース!”と即答すると思います。 

ただし、Aコースは健康保険適用外の「先進医療治療」と「健康保険適用治療」の「混合診療」となり、自己負担部分がかなりあります。Bコースは「健康保険適用治療」です。

実際はAコース・Bコースの選択を医師や病院から迫られるようなことは少ないと思います。

何故なら、「先進医療治療」は特定の医療機関のみで行うことができる最先端の医療技術で、自分の病院で実施していない治療法を積極的に患者に話し、他の病院を紹介することは、たとえ公的な医療機関であっても稀だそうです。

「先進医療」とは、厚生労働省の認可を受けた医療機関でのみ、健康保険と併用で実施できる最先端の医療技術です。平成21年1月5日現在103種類,932の医療施設で実施されております。



国民医療費は毎年8700億円ずつ増え続け、総額は33兆円に達します。

医療費はすべて公的健康保険でカバーできればよいのですが、「先進医療」の種類も実施機関も毎月のように増えているのは、それが許される現状ではないからでしょう。

つまり、健康保険の3割負担部分も含め全額を自己負担とする「自由診療」ではなく、保険外の治療行為「先進医療=混合診療」の選択肢を増やすのが精一杯と、いったところなのでしょうか。

 民間の医療保険が公的医療保険のサブと位置づけるなら、自己負担するには大きすぎる医療費、

「先進医療費」特約が、メニューにあるのが当然。

“がんを患いましたが、入院も手術もしません。ただし重粒子線治療で300万円かかりました。” 

これ、前述のAコースです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【今日から始める生活達人 vol.10】

『治療の目的』

text= Hatsue Hiraga
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 “治療の目的は何ですか?” セカンドオピニオン医師は患者に、そう問うのです。

ファイナンシャルプランナーが“貯蓄の目的は何ですか?”と、聞くのとはわけが違います。

患者が医師の前に座るということは、『先生治して下さい!』その他に何があるのでしょう。

  身内がガンと診断され、大学病院の主治医によると3ヶ月の入院による抗ガン剤治療が必要とのことです。そこで、主治医とは異なる治療法のセカンドオピニオンを訪ねました。


 “このくらいの大きさですと、痛みがでませんか?” “ありません。大丈夫です。”

 “何故、私のところに来られましたか?” “抗がん剤はいや。普通の生活を送りたいから。”

“入院すると普通の生活ではなくなりますよね。そのうえ、標準的抗ガン剤治療が始まると。。。”

身内のがんは、「根治」は難しい状況ですが、日常生活に障るほどの自覚症状はありません。画像でみるとステージWのガンはあるものの、現在のところ健康人と変わりなく、普通の生活が可能で病人ではありません。

“入院して治療が開始されるや、いきなり病人に変身させられてしまいそれが終生続きますよ。”


ガン治療として、「手術」「抗がん剤」「放射線」の3大治療がおおかたの日本の病院でおこなわれている標準的な治療ですが、ガン治療の目的となると、「根治」「緩和」「延命」等々。

最終的には患者自身の選択と覚悟、決断がせまられるようです。

それ以前に、ガンという病気への理解と3大治療以外の「様々な治療法」へのアプローチ、

標準的治療法との併用も有りかなと、個人的には思っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【今日から始める生活達人 vol.11】

『インフォームド・コンセント 』

text= Hatsue Hiraga
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 人間の体には毎日「がん」ができては消えしているそうです。

その中の一つ二つが大きくなって、検査に引っかかると、途端に「がん患者」となり、やれ手術だ、抗がん剤だとなります。でも、セカンドオピンオンいわく

“がんと言われるまでは、普通に生活していたのでしょう。”

“がん患者でも、普通に生活しながらの治療もできますよ。”

完治しないまでも「これ以上進行しない」「痛みが出ない」などの

治療法は可能だそうです。

                                            

「がん患者」が陥る罠のようなものがあるように思えてなりません。

●「がん」と診断されると、途端に落ち込む → 免疫力の低下

 当たり前ですが、ここはなんとか克服しなければならない第1の関門です。

 そのためには、周り(特に医師)の励まし、援助が何よりと思います。

●医師の言いなり →大学病院などのがん治療は「標準的治療法」とよばれるもので、残念ながら

個々の症状、年齢や体力、本人の希望に沿ったオーダーメイドの治療は難しいのです。医師の側からすれば患者とじっくり向かい合い、一人一人に適した治療法を探り合うような医療行為は一般病院では不可能に近いようです。

 

インフォームド・コンセントとは、納得の行くまで症状や治療法を説明し(自分で確かめ)治療への同意を得る(大切なことは医師とタッグを組んで自分が主体となった治療を受ける)ことです。

受け身ではなく、疑問点はとことん聞き、納得のできる治療法を探すことがなによりです。最も大切な命を守るのは自分自身です。医師への遠慮気兼ねはこの際は捨てましょう。

 「がん治療」は日々進化しており、様々な治療法の選択が可能です。


「セカンドオピニオン」「サードオピニオン」もおおいに活用すべきと思っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【今日から始める生活達人 vol.12】

『内なる名医 』

text= Hatsue Hiraga
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 病気を治すのは誰か?

虫歯になれば歯医者さん。風邪をひいたら内科に。心臓病で倒れると外科医かな。ガンはがんセンターが安心できそう。関節炎がひどくなると整形外科医で、更年期障害は。。。

そのために専門医がいるのですから、病気になったら医者に診てもらい1日も早く治す。

 でも、薬も医者もいない野生の動物は病気になったらどうしているんだろう。

そもそも、心臓病の熊さんや、ガンの狸さん、更年期障害で悩むお猿さんなんているのかしら。


ドイツのイセルス博士によると「動物には内なる名医が二人いる。食欲不振と発熱。」です。

動物は具合が悪くなると、何日も食べなくなりじっとしています。発熱は体内のデットクス作用。絶食も、発熱も共に体内酵素の働きを高め、自らの免疫力に働きかけます。

 人間も、ペットも同じですよね。風邪をひくと、食欲が落ち、熱が出るのはごく自然で、自ら治そうとする力が働いている証拠です。


病を治すのは第一義的には医者ではなく、本人、自らの免疫力です。

“毎日忙しいの。朝一番に生姜紅茶を飲んで体を温め、散歩をし、気功にも通って、人参りんごジュースも欠かさないし、お風呂も汗が出るくらいゆっくり入り、生姜シップもしているよ。”

がんの病になった、身内の日々の努力は並大抵ではないと思います。

“入院して医者任せは、ある意味無責任かもね。” そう言って、

医師と二人三脚、通院で抗がん剤治療を受けつつ、副作用に苦しむこともなく、日々元気に暮らしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【今日から始める生活達人 vol.13】

『手を握ってあげる 』

text= Hatsue Hiraga
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 「病気の人の手を握ってあげるんですよ」

「死んでいく人にできることってそれくらいじゃないですか」

伊坂幸太郎著「オーデュボンの祈り」は昨年の本屋大賞にも選ばれた小説です。

舞台は仙台沖にあるらしい150年間も外部と往き来のない「荻島」という孤島ですが、そこには

人の言葉を話すカカシ、嘘しか言わない画家、007ばりの殺しのライセンスを持つ「桜」という名の美しい男、そして“手を握ってあげる仕事”の百合さんがいる、なんともシュールな世界です。

 「病人は、百合さんが手を握っているとよろこぶのかな」「・・・でも、きっと安心すると思いませんか。自分が消えてしまうのならば、それって、誰かに見ていてもらいたいじゃないですか。

そうでなければ、自分がはじめからいなかったのと勘違いしちゃいますからね」

 

十分です。それだけで充分です。

病気でつらいとき、“額に置かれた手のやさしさ”以上の慰めの言葉があるのかしら。。。

最後の時に、手にしたいのは、“人の手の温もり”以上ものがあるかしら。。。

この世で手にした(できたと思った)何もかも、誰ひとり、何ひとつ、持って行くことはできないのですから。。。

“手を握っていてくれる人”がいることは、自分の「」を繋げられた安堵と、幸福感の中で

旅立てるのかもしれません。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【今日から始める生活達人 vol.14】

『ワタミの株主総会 』

text= Hatsue Hiraga
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  “21世紀、世界中で一番たくさん「ありがとう」を言われる会社になります。”

“額に汗した利益をコツコツと積み上げ、短期の収益ではなく、100年先から見た経営をします。”

日本の株主総会の中ではユニークなのでしょう。6月20日、ワタミ株式会社の株主総会は「ありがとうの日」と大書された両国国技館で5,000余名の株主が集まり、朝からお祭りのようです。

ワタミの有機野菜や、ワタミ弁当をはじめ、様々な手作りグッツや協賛施設の販店が並び、

ワタミのTシャツを着た若者達が元気に飛び回り、ミニコンサートやパネルディスカッション

ありで、総会開催までを盛り上げます。

 ワタミ(株)はカリスマ創業者渡邊 美樹社長がCEO(最高経営責任者)に就任し、32歳の若きCFO(管理会計責任者)、事業部ごとのCOO(最高執行責任者)からなる集団指導体制とし、 その理由を“創業者がいつまでも君臨し、結局は衰退して行くのを防ぐため”との説明です。

“介護事業部は、寝たきり、車いす、オムツ、機械入浴の4大ゼロと、認知症に取り組んでいます。”

“高齢者の高齢者による高齢者のための弁当宅配事業部は、お客様との接点である「まごころさん(配達者)」教育を充実して行きます。”“ワタミファームは株主様に配当を我慢して頂き、土作りに投資します”“カンボジアに建てた孤児院、学校は114校になりました。”等々の事業報告。

株主との質疑応答も延々と続き、終了はなんと両国国技館のクローズする6時になりました。


21世紀の社会や生活を形作る、あるいは影響を及ぼすのは政府(政治)もさりながら、

良くも悪くも企業の存在は軽微ではありません。

 株式投資をするということは、単に儲けるだけの手段ではないはずです。

株主として、投資先の企業を応援し、株式会社という公器が

生み出す利益をいかに社会に還元できるかを見守り、

意志表明することでもあります。

 ワタミの株主総会は「株主の至福」を味わえた日でもありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【今日から始める生活達人 vol.15】

『 寿命さらに長く』

text= Hatsue Hiraga
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  寿命さらに長く


 日本人の平均寿命は女性86.05歳、男性79.29歳と更に長くなり、女性は24年連続で

世界一、男性は世界第4位です。(2008年厚労省「簡易生命表」より)

ちなみに、第1回統計(明治24‐31年)では男性42.8歳、女性44.3歳と「人生50年」でした。その後、第8回統計(昭和22年)では男性50.06歳、女性53.96歳と、50歳を超えたのは戦後です。昭和35年に男性65.32歳、女性70.19歳と、女性は10年余りで

70歳を超え、更に半世紀足らずのうちに女性の平均寿命は85歳に達しました。

「人生50年」だった頃の20代は何を考えていたのかな。

30代はどんな顔つきをしていたのかな。

40代は老後の暮らしの心配をしていたのかな。


「少子化」と「高齢化」が同時進行の日本では、『高齢期をどのように生きるか』と『少ない働き手で、高齢者をどのように支えるか』は、個人と社会の大命題です。

10年後、20年後、

どんな生活をしているのか、どんな生活がしたいのか。

親や子供達はどんな生活をしているのか、どうなるのだろうか。

ネガティブな事を考えても始まりません。今、できることをしておくだけです。

◇周りの人たちに迷惑をかけないためにも、今から「健康」を心がけたいな。

◇永い永い自由な時間「生きがい」「本当にやりたいこと」今から真剣にみつけたいな。

◇できる範囲で、今から「経済準備」もしておきたいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【今日から始める生活達人 vol.16】

『 8月に思うこと』

text= Hatsue Hiraga
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  8月に思うこと


 お客様と一緒にキャッシュフロー表*を作っていると、思わずため息をつかれました。

“収入は年金だけなのに、食費以外にも毎月必ず出て行く固定費って、案外多いのね。”

健康保険に介護保険料、税金(消費税上がるのかな)通信費、マンション管理費、生命保険料・・

退職後の生活資金の確保は多くの方にとり、切実な問題です。

 『ゆとりある暮らしをしたい』

『子供や孫にもなるべく残したい』 でも、

『入院や介護状態になった時は大丈夫だろうか』

“永生きしたときのために、節約しなければね。”と、つつましく、節約、節約だけでも寂しいものです


毎月の携帯電話料が1万円とすると、年間では12万円、10年払うと120万円になります。

平均寿命まで払い続けると・・・携帯料だけでも、結構な額になりますよね。

 


 日本で一番売れている投資信託の保有者の多くは年金生活者です。毎月決まった分配金(配当金)があり、受け取った分配金は、年金の補てん、日々の生活費の一部になっているとのことです。

 例えば、100万円から出てくる分配金を毎月の電気料に、あるいは終身払いの医療保険料に、ある人は孫のお小遣いに、と、いった具合です。

 元の100万円は投資信託ですので、元本の保証はありません。仮に、10年後100万円が半分になっていたとしても、貯蓄を取り崩して行くよりは安心して使える、とのことです。


※収入と支出を1年後、5年後、10・20年後と時系列にお金の収支を時系列にをの流れを見て行くもの

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【今日から始める生活達人 vol.17】

『 供 養 の 日』

text= Hatsue Hiraga
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9月のカレンダーを見ていると、2日は【靴供養の日】4日は【櫛供養の日】とありました。

他にも日本には【針供養】【筆供養】【人形供養】○○供養の日って、ありますよね。

日頃愛用している、あるいは収入の糧として、なくてはならない道具類に感謝を込め、

ねぎらう日なのでしょう。

  供養とは仏教の用語で、“自分以外の者に対して、見返りを考えずにつくし、自分も他人も

共に救われてゆくこと。物を供えるのは、心配りを具体的に現わす方法のひとつ”とありました。


  100年に1度とまで言われた金融危機。その引き金を引いた米証券リーマン・ブラザースは

自己資本の30倍もの負債を背負い、サブプライムローンの組みこまれた住宅債券投資に走り、

1年前の9月15日破たんし、余波はまるでドミノ倒しのように世界中に及びました。

 今考えると、誰もが『そんなバカな!』と断言できるような、ビジネスの暴走を何故止められなかったのか・・・。

『お金』という私達の生活上、必要不可欠ではあるが、本来は『道具』であり、目的ではないはずのものが、『金儲けが目的』となり、マネーが魔物になってしまいました。


彼岸には先祖や亡き人を供養します。日本には感謝を込めて供物を携え、今ある己と向かい

合い、心を込めてお墓参りをする良き習慣があります。

9月15日は世界【お金供養の日】なんて、いうのはどうかしら。。。

“お金とは、自分以外の者に対して、見返りを考えずに使い、

自分も他人も共に救われてゆくもの。”

お金ともこんな風に係わって行けたらなぁ・・・

秋の彼岸を前につらつらと思ってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【今日から始める生活達人 vol.18】

『医療のジレンマ』

text= Hatsue Hiraga
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日本の勤務医師は183,823人(含む非常勤)一方、1日平均外来患者数は1,481,322人です。

(平成19年厚生労働省:医療施設(動態)調査・病院報告の概況)

単純に計算すると勤務医一人が一日で診る患者は約8人となり、「3時間待ちの3分診療」なんて、何処の話?と、病院で目にする光景とはずいぶんかけ離れたように思われます。

 ところが実際は、開業医あるいは勤務医が1日に外来で診る患者は平均でおよそ50人位だそうです。

(この方が納得ですが)この数は米国の約5倍、日本の医師一人が年間に診察する患者数はおよそ8,500人とOECD平均の2,400人に比べ約3.5倍の患者を診ているとのことです。

ちなみに米国では30分診療が基本と言われております。

日本では圧倒的に外来担当医師が少ないのが現状です。

 理由は、日本の外来診療単価は平均で7,000円程度なのに対し、

米国は6万2千円、スウェーデンでは9万円位という診察料金の違いにあるのかも知れません。

日本では薄利多売でないと医療経営は成り立たない構造になってしまったのでしょうか。。。


 ところで、1日50人の患者の内訳ですが、大概の患者は慢性疾患、あるいは医者がいなくても治り、命にかかわることがない患者だそうです。

別な見方をすれば、病院と医師にとっては、医療事故によるトラブルや、命を委ねられるようなストレスの少ない患者、リピーターとしてずっと来てくれる「上得意患者」かもしれません。

 患者一人当たりの診療時間を長くし、医師も患者も納得の医療とするには、「上得意患者」さん達は生活習慣病予防に努め、「すぐ病院」さん達にはちょっと我慢してもらうのがよいのでしょう。

でも、そうなると、今度は病院が儲からず、医師も重篤な患者ばかりでますます疲労困憊。。。

“せめて診療報酬を欧米並みにして、じっくり患者と向かい合いたい!”と、叫びたいところなのでしょうが、こちらの方がより困難なのでしょう。

医療のジレンマは続く。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【今日から始める生活達人 vol.19】

『 重粒子線がん治療 』

text= Hatsue Hiraga
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今や日本は男性の2人に1人、女性の3人に1人が「がんに罹患」し、死亡原因の第1位を占めるに至り、その治療法としては「手術」「化学療法(抗がん剤)」「放射線治療」が主です。

「重粒子線がん治療」なんとも重々しく、難しげですが、体への負担が少なく、特に手術の困難な部位に発生した難治性のがんに対しても高い治療効果が認められるなど、世界が注目する最先端の放射線治療法です。

放射線治療とは放射線で細胞核の中のDNAに分子レベルの傷をつけ、それ以上細胞分裂ができないようにして、がん細胞を消滅させます。

重粒子線が他の放射線治療と異なる点は、がんの病巣のところだけを直接攻撃でき、がん細胞だけに強い効果を発揮するので正常な細胞に影響を及ぼしません。

手術のように取り除くのではないので欠損がなく、また抗がん剤のような副作用もほとんど見られないとのことです。

 「重粒子線がん治療」は世界に先駆け放射線医学総合研究所(千葉県稲毛区)が開発実用化し、治療は1994年の開始以来5000例に及び、高い治癒率をあげ、

2003年には「先進医療」に指定され技術的にも年々進歩し、わずか1回の照射で完治するがんもあるとのことです。

 「今まで治らなかったがんを治す」「体にやさしい」「治療後の負担がない」など、良いことずくめのがん治療のように思われますが、課題も残ります。その第1は高額な治療費です。

健康保険適用外のため314万円の治療費用は全額自己負担となります。また、患者自身の負担に加え国費負担も多額に及ぶため、転移(複数個所)のがんは対象となりません。

第2は重粒子線治療施設が現状全国に2か所だけで、世界的にみても他にはドイツと中国に1ヵ所ずつあるだけです。

重粒子線治療装置は面積がサッカー場に匹敵するほどの巨大なマシーンで、1機当たりの建設費用も100億円を超えるため、健康保険の適応となり全国民が平等に治療を受けられるようになるには時間がかかりそうです。

けれども、普及のための小型化や次世代システムの研究開発は着実に進んでおります。

何より、日本発の治療技術であり装置、技術者などの先進性においてはリードし、それこそ国家的な成長戦略の一旦を担えるがん治療法ではないでしょうか。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【今日から始める生活達人 vol.20】

『 がんの2015年問 』

text= Hatsue Hiraga
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「がんの2015年問題」は身内にがん患者のいる私には看過できません。

現在「日本人の2人に1人ががんに罹患し、3人に1人ががんで亡くなる。(死因のうち1/3ががん)」それが、2015年には「3人に2人(70%)ががんに罹る。」とあります。

現在300万人いるといわれるガン患者は2015年には540万人になると推定され、がん医療費は全医療費の約1割、2兆円以上です。がんによる平均入院日数は約34日と年々短縮化の傾向にありますが、がん患者のうち4人には1人は入院外の治療で、更に、適切な治療を受けられない「ガン難民(いやな言葉ですね)」が約60万人いるといわれております。

一方で、がんの早期発見に繋がる診断技術の向上や、「重粒子線治療」を始めとする先進医療によりガン治療は大きく前進しております。

ガンは個人や個々の家庭の対処だけではなく、正に国民的な取り組みを必要とする課題です。

     

リスクマネジメントとは、「予想との乖離」をできるだけ小さくするための管理手法です。

将来ある程度の確率で起こりうる可能性のある不測の事態への対処はしておきたいものです。

ガンに対する備えは、経済準備だけでなく、日々の健康管理、ガン検診の受診、ガンと診断されたときに適切な治療法を選べるくらいの若干の知識も必要と感じております。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【今日から始める生活達人 vol.21】

『 つくられる病人 』

text= Hatsue Hiraga
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生命保険に加入するとき、たいていの場合「健康告知」や医師による「健康診断」が必要です。
この頃、この保険引き受け時の診査基準ハードルが高いのか、あるいはいわゆる病人が増えたのか、
保険加入診査は結構難関です。

“ちょっと胃炎があって市販の胃薬を飲んでます。”
“突発性難聴になって。。”
“痔主だけど、別に支障はないよ。”

完全に加入できません。というのではなくても、診断書の提出や一定期間とはいえ、
既往症・現症の部位は保障の対象とはしません、との条件が付くのは気の重いものです。
“高血圧といわれた。”“LDLコレステロール値が高め。”“血糖値が130rdl”となると
、 保険会社は更に身構えてしまいます。
そもそも、保険会社が契約を引き受ける際の数値基準は本人が健康だと思っているものとは
異なります。

今、多くの保険会社が基準としている「高血圧の正常範囲は140oHg〜90oHg」*ですが、
これは2000年に「160oHg〜95oHg」だったものが引き下げられた結果決められた数値です。
この引き下げにより一挙に高血圧患者が3000万人!出現したといわれております。
また、日本糖尿病学会は糖尿病数値を1999年にそれまでの基準値140rdlを126rdlと引き下げ、
結果100万人の糖尿病患者が出現しました。
これに倣い保険会社も空腹時血糖値は110rdl迄*を引き受け基準としました。
(*保険会社により多少数値は異なります。)

 血圧150oHgの人は年齢も体格も関係なく、高血圧患者?
 血糖値が127rdlになると、即糖尿病患者になる?
尿酸値基準も保険会社は7.5rdlだから9rdlの人は加入が難しい。。。?
 データーや数値は一見説得力がありそうですが、その範囲から外れてしまうと
all or nothingなのは何ともやるせないですし、基準値はあくまでも基準であり
個体差はありますよね。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【今日から始める生活達人 vol.22】

『 保険に入れない 』

text= Hatsue Hiraga
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 米国で自営業になろうとしたら、最初に最小限クリアーしなければならない最大の壁は、
民間の「医療保険」に入れるか否か。何しろ独立するときの挨拶が「保険料払えるの?」
高齢者や低所得者以外で企業に属さない中間層(約4600万人)の人達が自助努力で払う、
民間の医療保険料は家族で月額10万円以上と聞きます。


米国の民間医療保険は日本の医療保険のように入院したら、手術をしたら幾らではなく、
日本の健康保険のように、掛った医療費総額の何割を民間医療保険でカバーするかで保険料が決まります。
つまり、先進国では当たり前の国家が担う健康保険制度の大部分を民間保険会社が請け負います。

“先天的な障害を持つ息子は保険に入れない”
“以前ガンになったので、失業したら2度と保険に入れない”
“治療費が限度額を超えたので保険会社に支払いを拒否された。保険会社は医者の提示した治療と
は別(安価)な治療法を要求し、従わなければ支払いを拒否してきた”云々

『民間の保険会社』は国家(行政)が運営する『健康保険制度』とは異なり(公平性を保つためとし)
加入者を『危険選択』し、保険金支払いも利益が損なわれない範囲となってしまいます。
オバマ大統領の(というよりは、1世紀に及ぶ米国の懸案)医療保険改革法案が3月23日に成立しましたが、
日本の皆保険制度とは異なり改革の一里塚のように思われます。


日本でも今年4月から商法が改定され、保険契約に関するルール「保険法」が新たに制定されました。
加入者保護では前進ですが、加入に至る『危険選択』は残ります。
例えば、以前にガンなった、喘息の既往症がある、定期的な通院が必要などの人の加入は相変わらず難しいのが現状です。
それでも『無選択型保険』に進歩がみられるのは朗報とみるべきでしょう。






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【今日から始める生活達人 vol.23】

『 ギリシャより・・ 』

text= Hatsue Hiraga
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 労働者の4人に1人は公務員。毎年昇給し、35年務めて58歳から年金が貰え、しかも年金には相続権がある。
ところが、公務員以外の労働者の所得は低く、所得格差は開くばかり。
そうなると、真面目に税金を払うのはバカらしいから、脱税やアングラ経済が状態となり、徴税率も低下。
やがて、国家財政がもたなくなり、公務員の昇給凍結と賞与はカットから廃止へ、人員整理も。
   更に年金受給年齢の引き上げと受給額の30%削減、付加価値税(消費税)は19%から23%に引き上げ。
緊縮財政は国会可決されたものの、これに反対し国民の1/4が連日のデモ。。。

 遠い南欧の国ギリシャで起こっていることは報道されるだけでは分かりにくいものですが、
“何故、これほどになるまで?” 渦中の国民以外は誰しも首を傾げたくなります。
「EU内で最も腐敗した国のひとつ」と囁かれるギリシャは、現首相家と相対するもう一方の
政治家ファミリーが交互に政権を担い、“自らの特権と、政権維持を図るために政権交代のたび毎に官僚公務員を増やし、
公務員優遇とバラ撒きを競った”結果、国家財政は破綻の危機に陥り、それがギリシャの国債を持っているユーロ加盟国まで波及し、
せっかく回復基調にある世界経を震撼させました。

 ◆ボーナスはなくなり、毎年上がっていた給料は凍結どころか、失業の恐れも。。。
 ◆3月に上がったばかりの消費税がまた上がる。。。
 ◆年金はどうなるのだろう。。。

“私たちじゃない。政治家が悪い”と、抗議デモもしたくなります。
それほど、ギリシャの財政再建は非情なものになるのでしょう。でも、それが出来なければ。。。

 返済の見込みのない借金は必ず行き詰り、
そのツケはいつ誰が払うのかしら。。。
そうそう、彼方の国の借金の何倍もある
○○はこんなにのん気でいいのかしら。。。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【今日から始める生活達人 vol.24】

『 所信表明演説 』

text= Hatsue Hiraga
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 新首相の打ち出した「強い経済・強い財政・強い社会保障」これこそは国民にとって、
 豊かさの実感であり、そんな日本が実現できたならと願わずにはいられません。
ところが現実は“失われた20年で国民は閉塞感と自信を失い・・・”と首相自らが認める通り。

(*株価は1989年の最高値の4分の1、IMD(国際経営開発研究所)が公表した「国際競争力ランキング 2009」では、
国際競争力も57カ国中総合で17位。
特に「法人税率57位」「**対内直接投資ストック56位」「一般政府赤字56位」「起業家精神54位」「財政状況52位」「政府の効率性40位」と、
20年前“アジアの奇跡、Japan as No1”とまで言われた経済財政の凋落が気になります。
政府は、思い切った改革でこのような局面を打開できるのでしょうか。。。)


とは言え、“企業は社員をリストラ出来ても国は国民をリストラできません。” 然り。
急速に高齢化が進む日本において、逃れられない国民はどのようにしたらよいのでしょうか。


現在65歳のご夫婦のうち、
どちらか一方が80歳迄生存する確率は 93.8% です。

では、
どちらか一方が90歳迄生存する確率は 何%だと思いますか。
どちらか一方が95歳迄生存する確率は 何%だと思いますか。
 少なくてもどちらか一方が90歳迄生存する確率は60%です。
“人生90年時代”90歳までの将来設計は国任せだけではなく、
ひとり1人が今から、今できることをしておくことが、その集積が、
 まわり回って「強い経済」と「将来不安のない国」に繋がると信じたいのです。



(*日本のストック(資産)がそれだけ目減りしている。
 20年前の株価を上回っていない国はないらしいとのことです。)

(**外国投資家による会社設立、経営参加を目的とする株式取得及び長期の資金貸付など。
 海外からの直接投資は新たな手法の技術や経営をもたらし、雇用機会の増大にもつながる。
 また、海外に拠点を移す企業が増え、産業の空洞化が進むなかで地域経済再生にとっても、
 外国企業の進出の意味は大きく、思い切った規制緩和が望まれるのですが。。。)