■【旅先で耳にしたギャングな英語 vol.1】
text= TADASHI SHICHIJO
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今月の文は・・・
“You are in the middle of the game.”
フロリダ西海岸のブラデントンでホームステイしていたときの話。
その家にはかわいい白人の男の子が2人いた。
兄のスコット10歳と弟のアダム8歳。
彼らはよくフットボールを使って遊んでいた。
この遊びは一人が投げる側、あとの残りがボールを受ける側にまわる。
これはアメリカンフットポールのQBとWRの関係を模写した遊びなのだ。
ルールは・・
投げる方はボールを投げる前に「100(ワンハンドレッド)」と叫んで投げる。
それをキャッチできた者が100ポイントをゲットできるというものだ。
「500(ファイブハンドレッド)」と得点が上るにしたがって
距離を遠くするとか高く投げるなど、
キャッチするのに難しいボールを投げなくてはならない。
「500(ファイブハンドレッド)」の割りに簡単なボールを
投げると受け取る側からブーイングが来るのだ。
そんなゲームは通常は家の前の道路で行われる。
住宅街の中だったのでそんなに危なくはないが、そうは言っても時々車が通る。
もちろん子供たちはゲームを中断して車を通さなくてはいけない。
だが、そんなときいつもスコットは目の前を走り去る車に向かって
指をさしながら、
「You are in the middle of the game!!!!」と
キメ台詞を叫ぶ。
発音の仕方は
「ユーアーインザ・ミロオブザゲーム」。
「middle」の「ddle」が「R」になり「middle」と「of」をくっつけると
かっこよく聞こえる♪
直訳すると
「あなたは試合の真っ只中にいる。」であるが、
ニュアンスとしては「てめえ、邪魔なんだよ!」
となる。(^^)
この台詞は言うときに大切なことがひとつある。
それはその車が通り過ぎて、大声を出しても決してその車に乗っている人に
聞こえないくらい車が遠くまで行ってから言わなくてはいけないということだ。
しかしどうして人は「悪い言葉」から先に覚えていくのだろうか・・・。
文/七條正(しちじょう・ただし)
七海人(なみんちゅ)代表
■【旅先で聞いたギャングな英語 vol.2】
今月の英文は“My friend, No problem”
text/photography= TADASHI SHICHIJO
【ガーナ・アクラの土産屋の兄ちゃんたち】
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アフリカの町を歩いていると
「マイフレンド!!」と
声をよくかけられる。
そして二言目には
「ノープロブレム」
直訳すると「俺の友よ!なにも問題ないよ。」となる。
しかし時と場合によってこの言葉は
違う意味に「変換」されるということを旅人は知らなくてはならない。
アフリカ工芸品を作って売っている
土産物センターのような場所では
マイフレンド = 金づる
であり
ノープロブレム = 買うまで帰さんからな〜
というふうに置き換えて対処しないと大変なことになる。
ガーナの首都アクラの土産物センターでの会話(実話)を紹介しよう。
土産物センターのゲートを入った瞬間、待ち構えていた4人の男に
囲まれる。。
相手:「よおよお、マイフレンド!
1分時間あるか?
俺の土産物の店に見に来い。
ノープロブレム。
見るだけさ。」
4人にしつこく、つきまとわれる。
俺:「仕方ねーな。見るだけだぞ。」
連行されるように店につく。
相手:「いろんなのがあるぞ。ほら。これなんかいい。
マイフレンド、今日は特別に割引してやるぞ。」
自分の縄張りに俺を引き込んだと思って、妙に上から目線。。
俺:安そうなキーホルダーを見つける。
「これ、ちなみにいくらだ?」
相手:「これか・・2個で500円にしてやる。」
俺:「は〜?2個で500円?高いぜ〜。ふざけんな」
注:だいたい観光客には10〜100倍ふっかけてくるのを
私は知っている。(――;)
相手:「じゃ、お前はいくらなら買うんだ?」
俺:「そうだな、これなら2個で50円だ。」
相手:あきれ顔で「ハア〜?そんな値段じゃ俺、生きていけないぞ〜
よし450円にしてやろう。買えよ。」
数十分こんなやりとりが続く。なかなか2個500円→50円に落ちない。
俺:「話にならん、もういい、行くわ。」
相手:「待て待て、ノープロブレム(買うまで帰さんぞ)。」
俺:「何がノープロブレムだ。プロブレムだ。」
相手:「待てよ、今日は客が来なくて金が入ってこなくて
朝から何も食ってないんだ。2個で100円にするから
金おいてけよ。」
注:だいたい↑のようにまず「泣き」を入れてくるのお決まりのパターン。
俺:その場を去りながら
「そんなの知ったことか。買わんと言ったら買わん。」
相手:追いかけてきながら、
「わかった。じゃ50円でいい。金をよこせ。」
注:↑つまり50円でも儲けが出るということ。
俺「もう買う気をなくした。買わん。」
相手「なに?!50円で買うって言ったろう?買え」
注:現金に飢えてるとはまさにこのこと。
俺「また来るからその時考えるわ。」
相手「なに〜 じゃせめてドリンクを奢れ、
それくらいお前にとってノープロブレムだろ?」
俺「うるせー 何でお前にドリンクをおごらんと
いかん理由があんねん?ついてくんな。」
相手「俺を怒らせるととんでもないことになるぞ。
それでもいいのか?お前泊まってるホテルどこだ?」
・・と最後は脅しにかかってくる。
相手も百戦錬磨。引いては押してと戦術的にもなかなか
なのだ。
さてこういうケースに対しては「落としどころ」が3つある。
1.こちらの言い値で買う。
2.ドリンクをおごってやる。
3.買わずに去る。
本当に欲しいものなら1。
相手との会話が少しでも楽しかったりしたら2。
理不尽な奴だったら文句なしに3。
このケース、実際は「3」に落とし込んだのである。。
(少し怖かったが・・・)
【宿泊したアクラのホテルの中庭】
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しかし1ヶ月アフリカを旅しているといろんな「マイフレンド」があった。
「マイフレンド、俺は土産物屋なんだけど、あそこにいる白人が俺の土産を買ってくれたんだ。だけど明日の朝、金をもらうことになっている。悪いけどメシを食いたいんだが
俺に金を貸してくれないか?」(ガンビアのバンジュール)
解説:下手な嘘をつくのはやめなさい、と言いたくなる。
要は金がなくて腹が減ってるだけ。
「マイフレンド、俺は毎朝グリーンティーを飲むんだけど
この3日間客が来なくて現金がなくて
グリーンティーが飲めていない。
俺にそれを買う金をくれ。」 (ガーナのアクラ)
解説:素直でよいが、あまりにストレートすぎる。
せめてちょっと世間話して仲良くなってから金をねだるべきかと。
「マイフレンド、俺は本当に携帯電話が必要なんだ。
なんとか俺に携帯電話を買ってくれないか?」(セネガルのダカール)
解説:初対面にいきなりこういう台詞を言うなんて、もはや意味不明。
旅行者は金を持っていて自分は持っていない。
「持っている者から持たない者が施しを受けるのは当然だ」・・という
イスラムの教えを非常に自分に都合よく解釈していると思われる。
しかしこういう輩ばかりではない。
とにかく1分でも立ち話するとよい意味で「マイフレンド(友人)」になる。
そしてメールアドレスか電話番号を教えてくれ、とよく言われた。
1ヶ月の旅の間に50人以上のアフリカ人に
メールアドレスや電話番号を書いて渡したと思う。
相手は「必ずメールするから♪」と言って笑顔で
別れるのだが1通のメールも来たためしがない。
これもまたアフリカなのだ。
【アクラの子供たち】
文・写真/七條正(しちじょう・ただし)
■【旅先で聞いたギャングな英語 vol.3】
今月の文はちょっとヤバイ“ F△ck You!! ”
text/photography= TADASHI SHICHIJO
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日本では少年漫画雑誌などを読んでいるとこの台詞がよく使われている。
格好いいと思って指を上に突き出す真似をする子供たちの姿もよく見かける。
しかしその感覚のまま、その言葉をアメリカで使うとどうなるか。。
僕が学んでいたアメリカ南部の大学にはカフェテリア(食堂)があり、大学の寮に入っている学生はカフェの「ミール・チケット(食券)」を購入することができた。
月曜から金曜まで1日3食分を1学期3か月分で6万円くらいだったと覚えている。
嬉しかったのがコーラなどのソフトドリンクが飲み放題だったということだが、アメリカ風の規則があった。コーラのおかわりは何杯してもいいが、それを他人に飲ませてはいけないということだ。
ある日本人学生がその規則を破り、自分のコーラを友人に飲ませている場面をカフェのアメリカ人のおばさんが見つけて彼に注意をした。注意をされた彼は今風に言うと「キレた」様子でなんとあの台詞をおばさんに向かって言ってしまったのだ。
おばさんは少し狼狽して大学在留の警察である「セキュリティ・ガード」のところに行って、「あの日本人が私のことを侮辱したので捕まえてくれ。」と言った。
セキュリティ・ガードは食事を続けているその日本人学生を捕まえて手錠をかけ、パトカーに乗せて警察署へ連れて行った。(アメリカでは万引きをして捕まっても手錠をかける)
釈放後しばらくしてから、略式裁判が行われた。彼に下された判決は「カフェテリアとその敷地内に一生立ち入り禁止。これを破った場合は刑務所に入ることとする。」
この言葉を一般の人々の中で使うと捕まるか撃たれるか、殺されそうになるまでボコボコにされるかのどれかになる・・。WOWなんと恐ろしい。。。
逆にその言葉を私は赤の他人に言われたことがある。
南部には珍しく大雪が降った春のある日のこと。慣れない雪道をあたふた運転していると、私の運転にイラついた後の車の女性が追い抜きざまにドアの窓を開け、体を乗り出して、指をたてて、大声でその言葉を私に向かって叫び、その後、雪道を全速力で走り去って行った。
この言葉を使ってよいのは、その後、確実に逃げられるときのみなのだ・・とその時悟った。。。
文・写真/七條正(しちじょう・ただし)
■【旅先で聞いたギャングな英語 vol.4】
今月の文は超へこんだ“ I like American Food. ”
text/photography= TADASHI SHICHIJO
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アメリカ留学時代はインターナショナル・ドミトリー(留学生寮)に住んでいたのだが、日曜の朝になると近くの教会から「うちの教会の礼拝に来ないか?」というお誘いをよく受けた。もちろん布教活動であるのはわかっていた。そして私は時々彼らの誘いにのって教会に行ったのだ。
なぜなら教会では礼拝後、無料で昼食を出してくれるからだ。。(なんという不順な動機・・)
日曜は大学のカフェテリアが閉まっているので、自力で「食」を確保しなくてはいけない。車でモールのファーストフードの店に行くことが多かったが、タイミングが合うときはいわゆる「教会レストラン」を利用させてもらっていたのだ。
それはまだ現地の大学に入学して1ヶ月もたっていない頃の話。
サザンなんとかチャーチという教会を訪れ、礼拝後食堂でお待ちかねの昼食を頂いていた時、目の前に上品そうな白人のおばちゃんが2人座っていた。「何か会話をせねば・・」ということで私は「アメリカの料理おいしいですね。。」という意味の英語を発した(つもりだった)。
「アイ・ライク・アメリカン・フード。」
ところがおばちゃんたちは、ぽかーんとしている。
頭の上に「ハテナ・マーク」が浮かんでいるのが見える。。。
何度も繰り返したが一向に私の言うことを理解してくれない。
そしてついにおばちゃんは私にこう言ったのだ。
「アイム ソーリー。アイ・ドント・アンダスタンド・ユー」
(ごめんなさい、あなたの言うこと、理解できないわ。」
留学したての頃というのは英語が通じると嬉しく、通じないと凹むという「一喜一憂」状態。この出来事は私にとってはかなりショックだった。
しばらくアメリカで生活を送るうちに、その謎が解けた。
問題だったのは「F」の発音。
「食べ物」という意味の「FOOD」の発音のときは、しっかりと「F」の音を出さないといけない。
これができてないと「HOOD」という発音になってしまうのだ。
「HOOD」とは、パーカーなどについている「フード(頭にかぶるもの)」を意味する。
・・・・・・・。
私は教会でご飯を食べながら、
「僕はアメリカのフード(ぼうし)が好きなんです!!」と
連呼していたのだ。
そりゃ、理解できんわ。
精神的におかしい人と思われていたかもしれねー。汗
しかし日本語にすれば同じ「フード」なのに、「F」と「H」の発音のちがいだけでアメリカ人はわかんねーんだな〜・・と、独自の言葉を有する文化の違いについて強烈なインパクトを覚えた瞬間だった。
アルファベットを正しく発音するのは実はかなり難しい。今、銀座で個人レッスンをする生徒さんにも必ずこの話をする。そうすればどれだけ「F」の発音が大切なのかがわかる。その上で「F」の発音のスパルタ特訓をするのである。銀座のどこかのカフェで「F」の発音が聞こえてきたらきっと近くに私がいるはず・・・。
●七海人流「F」の発音の教え方
「上の歯の先に下唇を触れる・・という形のまま、まず息を上の歯と下唇の間から出しながら、Fで始まる単語の発音をスタートさせること」(やって見せたほうが早いかもー。。)
文・写真/七條正(しちじょう・ただし)
■【旅先で聞いたギャングな英語 vol5】
先月に引き続き、超へこんだシリーズ“ A Basketball Ticket! ”
text/photography= TADASHI SHICHIJO
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これもアメリカ留学時代の失敗話。
1992年当時、NBA(アメリカのプロ・バスケット)にマイケル・ジョーダンというスーパースターがいたことは皆さんご存知だと思う。参考⇒マイケル・ジョーダンのスーパープレイ集(約4分
from Youtube)
そのジョーダン率いる「シカゴ・ブルズ」が近くの町で試合(プレ・シーズン・マッチ)をするという噂が日本人留学生の間で流れたのである。
噂によればモールのスポーツ用品売り場で入場券を発売してるというではないか。マイケル・ジョーダンの大ファンだった私は、急いで街のモールに出かけたのであった。
モールはとても広い。
インフォメーションで私はこう聞いた。
“I want to buy a basketball ticket!"
(私はバスケットボールのチケットを買いたいんだ)
するとインフォメーションのお姉さんは
「じゃあ、ここを真っ直ぐ行って、一つ目の角を右に曲がって3軒目よ。」
と丁寧に教えてくれた。
「もうチケット売り切れていたらどうしよう・・」と焦るがあまりに私は早足になり、
角を右に曲がり3軒目までやってきた。
しかし、そこにあったのは、カーネル・サンダース率いる「ケンタッキー・フライドチキン」だった。
ええー?なんでー?・・・・・・・
しばらく放心状態。。
やがて、冷静になってよく考えた。その理由が分かった。
“ticket”の発音に問題があったのである。
「T」の発音はあえてカタカナで書くと「ティー」である。
なので
本来は「バスケットボール・ティケット」
と発音しなければいけないところを
私は日本語風に「バスケットボール・チケット」
と発音していたのだ。
「ティケット」 と 「チケット」。。。
アメリカ人には全く違う単語として聞こえるらしい。
アクセントを入れると
「バスケットボール」は「バスケッ」となり、「チケット」は「チケッ」としか聞こえなくなる。
私が言ったはずの「バスケットボール・チケッツ」は
多分あのインフォメーションのお姉ちゃんには
「バスケット・チキン」に聞こえたに違いなかったのである・・・。
銀座に行く途中にあるフライドチキン屋の前を通るたびに、今でもこのことを思い出す。
●七海人流「T」の発音の教え方
「T」の発音記号は[ t i : ]となり、最初の[ t ]は無音、後の[ i : ]は有音・・として区別して発音する。ああ、やって見せたほうが早い。。。
「T」が上手く発音できるようになると、英語をかなりかっこよく話せるようになります。
文・写真/七條正(しちじょう・ただし)
■【旅先で聞いたギャングな英語 vol.6】
“ This is ten thousand dollars. 「これ、100万円よ」 ”
text= TADASHI SHICHIJO
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「数」を英語で聞き取ろうとすることは意外と難しい。
例えばスーパーのレジのねえちゃんが「4ドル75セントです。」と英語で言うとき
“ Four, seventy - five”
というふうに「ドル」と「セント」をはずして言う。
最初はこれがなかなか聞きづらい。
また逆に「数」を英語で言うことも、実はかなりハードである。
しかし100までの数字を言うことができれば、あとは桁を間違わなければよいのであるが、
何事も慌てるといけない。
十数年前、タイの空港で飛行機を待っていた。
隣に若い日本人のカップルが「折りたたみ式の携帯電話」をいじっていた。
十数年前なのでまだ「折りたたみ式携帯」は非常に珍しかったが、
値段は目が飛び出るほど高いという訳ではなかったように記憶している。
その日本人カップルの「折りたたみ式携帯電話」に熱い視線を送っている人物が
彼らの目の前のソファに座っていた。
アラブ系の男たちだ。
なにやら最新式の携帯電話の噂話をしているよう・・。
しばらくして、その中の一人が日本人カップルに英語でこう言った。
“Your cell phone is very nice! How much is it?”
(君の携帯電話かっこいいね。一体いくらくらいするんだい?)
そのカップルは若干慌てた様子。
女「ねえねえ。いくらかって聞いてるよ・・。これいくら?」
男「1万円くらいだけど・・」
女「1万円って英語でなんていうの?」
男「え〜っと・・確か・・テン・サウザンド・・じゃない?」
女「そうなの??」
そして女はアラブ人に向かってこう言う。
“This is ten thousand dollars.”
(これ、100万円よ)
そのアラブ人たちは目を丸くしながらも
「おおおーさすが日本の最新式携帯電話は高いね〜」と納得していた。。
とっても大きな「間違い」が2つあることにお気づきだろう。
正解を言うと1万円は(1ドル=100円とすれば)100ドルになるので「ワン・ハンドレッド・ダラーズ」。
日本のバカップルは「円」を「ドル」に直すのを忘れて100倍の値段を平気な顔でアラブ人に言ってしまったことに私は日本の英語教育がいかに実際に役に立たないかという事実を思い知らされるはめに・・・。
しかしそれ以上にその値段に納得してしまったアラブ社会の間違った(?)金銭感覚にも尋常ならない恐ろしさを覚えたことは言うまでもない。
ということで・・
勉強不足 × 異文化価値基準 = 天然ボケツッコミ
なにはともあれ、ビジネスの場では「アポイントメント」と「値段交渉」が不可欠。
「何月何日何時何分にどこで会う」とか、「いくら」なら商談成立なのか・・とか「数字」は世界共通言語としてとっても大切。
英語を極めるにはまず数字から・・と言っても過言ではないのである。
さあ、では「数字」の特訓から始めましょう。Let's begin!!!
●七海人流「数字」の教え方
4種のコイン(25セント・10セント・5セント・1セント)を組み合わせて、いくらになるか・・というクイズを出し、英語で瞬時に答えられるまでやります。あと私が数字を英語で言って、それを日本語で瞬時に答えられるようになる・・という練習をやります。
はっきり言ってスパルタですがだいたい1時間あれば、
「1」=【 one 】から「1兆」=【 one hundred billion 】までの数字をマスターできます。。(^^)
文/七條正(しちじょう・ただし)
■【旅先で聞いたギャングな英語 vol.7】
“ Where can I get NO.1 bus ? ”
-1番のバスに乗るにはどうすれば?-
text= TADASHI SHICHIJO
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私にとって初めての海外体験が、24歳の秋から約1年に渡るアメリカ海外留学だった。
大学は英文科だったが、入学時には何の実力もなかった。
ただ、入った学生寮の3年生の先輩に9月からアメリカ留学をする人がおられて、その存在自体が目標になった。
当時大学には「交換留学制度」があり、TOEFLで500点とれば、ワシントン州の大学に私費留学、550点とればオハイオ州の大学に国費留学できるということになっていた。
もちろん私は国費留学を目指してみたものの、英語の授業についていくのがやっとで留学の勉強まで手が回らないまま、TOEFLの試験を半年に1度くらい受け続けた。マークシートとは言え、点数はずっと400点前半をウロウロ。そのまま4年生になってしまった。
卒業間近になり、これではいけない・・と思った。「本気で国費留学を目指すから留年させてくれ。」と親に話した。1単位だけワザと落とす計画留年で5年生の春から留学の勉強に専念した。実に朝から夜まで図書館で英語漬けになった。
勉強の甲斐あって9月に500点をクリアした。
ところが1月の留学面接試験で教授の質問にキレて大喧嘩。
もちろん不合格。
3ヶ月ほど落ち込んだ。
でも友人が「なんとしてでもアメリカに行かんとダメやろ!」と
檄を飛ばしてくれた。
とにかく行きたかった。
憧れ続けてきた「アメリカ」を自分の目で見たかった。
英会話を学んで、アメリカ人といろんな話をしたかった。。
私は本屋に行き、留学の本を購入。まだインターネットがなかった時代。英語で手紙を書いて入学申込書を取り寄せ面倒臭い手続きをして3校に送った。翌5月、そのうち1校から合格通知がきた。
交換留学・・に拘っていたのは、今から振り返れば面倒な手続きは大学が全部やってくれるから・・ってことだった。
一番最初から全部自分で手続きしたことが、かえって自信になった。
また学部留学でなくても、語学留学でもよかったと思えば
留年する必要もなかったのでは・・と当時の自分の考えの甘さに呆れる。。。汗
9月1日、成田空港の電車を降りて空港ロビーに向かう途中のゲートが地獄の門に見えた。不安で不安でしょうがなかった。
だけど飛行機の窓からアメリカの大地が見えたとき、体が震えた。
ロサンゼルスの空港到着は朝。
国際電話を親にしてやろう・・と思って公衆電話へ。
ところが電話のかけ方がわからない。。
両替も含めて30分ほどいろいろ試したが結局できなかった。
情けなくなってガックリした。
さて次は宿を確保しなくてはならなかった。
地球の歩き方を見て電話をする。
1軒目。相手の英語が早すぎてわからなかった。
がっくりきた。
2軒目。部屋は空いていたけど値段が高かったので辞めた。
泣きそうになった。。。
3軒目。なーんと日本語が聞こえてきた!
ダウンタウンにある台湾系の安宿だった。
値段もOK。
「1番のバスに乗って1番街で降りなさいね〜。」
「は〜い、ありがとう。」
と電話を切ったのはよいが、どこに1番のバスがあるのか
わからなかった。
「すみません、1番のバスに乗るにはどうすればいいですか?」
必死になって話した英文は今でもよく覚えている。
怒涛のアメリカ1日目が始まる。
つづく
●七海人流 【実戦こそが最も学べる時】
基礎基本さえ身につけておけば、あとは思いのまま。自分で辞書を引くのもよし、映画の会話文を盗むのもよし、英会話教室へ行くもよし、もちろん海外に飛び出るのもよし。自分の好きなときに好きなだけ勉強をして必要なレベルまで到達できるように「基礎基本」を伝授すること。「自主自立できるように!」これが七海人流。
文/七條正(しちじょう・ただし)
■【旅先で聞いたギャングな英語 vol.8】
“ Excuse me ? ”
-あのう・・すみません・・-
text= TADASHI SHICHIJO
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ロサンゼルスの空港は広い。
空港の中にはホテルからのシャトルやら、タクシーやら、レンタカー会社の
シャトル、巡回バスなどいろんな車が走っている。
でも1番の市バスはいくら待っても来ない。
空港の係員に聞くと【A】(だったかな?)の巡回バスの終点が市バス乗場
だと言うではないか。乗り場を教えてもらって、そこで待っていたら
しばらくして【Aバス】がやってきた。
どうやら無料らしい。やがて終点。運転手が「ここで1番のバスに乗れるよ」
と教えてくれる。
「あった!」
1番のバスがあった。
前のドアが開いている。そこから乗り込む。
超太った黒人の運転手。サングラスをかけている。。
彼は何も言わない。何も言わないのでとりあえず後ろの席に行って座る。
ちょっとホッとするが、さてお金を払うシステムはどうなっているんだ?
後から乗ってくる人を見ることにする。
すると皆、乗るときにお金を払っているではないか。
俺も払わないと・・と思ったが身体が動かない。
英語でなんて言えばいいんだ?
あれこれ考えているうちにバスは出発してしまった。
なぜ運転手は金を払ってない俺に何も言わないんだ?
もしかすると払わなくてもいいのか?
妄想がどんどん膨らむ。。
そして今更払っても仕方ないじゃん・・とか
やっぱり前の席の人に聞こうかな・・とか
思っているうちに益々払うタイミングを逸していく
自分に超焦りを感じる。
やがて・・
また新たな難問が降りかかってきた。
「ファースト・ストリートで降りてね。」と
電話で宿の人に言われたが、どこが「ファースト・ストリート」
なのかわからない。
バス内に次に止まるバス停が表示される電光掲示板なんてない。
「なんとかかんとか」って英語で運転手が言うだけだ。
なんて言ってるのかわからない。。
外に見える停留所にもそのバス停の名前なんて書いてない。
仮に名前が書いてあったとしても、バス停を見て名前を確認して
から「降りますー」とも言いにくい。。
遠くにロサンゼルスの高層ビル群が見えて、だんだん近づいてくる。
もしかするともう通り過ごしたのでは?と焦る。
前に座っている中南米風の人に聞こうか?と
頭の中で英作をしてみる。
でも声をかけるタイミングがない。。
でも勇気を出して声をかけてみた。
「あのう・・・ファースト・ストリートってわかりますか?」
前に座っていた中南米風の男は何かヒトコト答えてくれたが
それを聞き取れなかったことだけは覚えている。
あー・・どうしよう・・・。
本当に途方にくれて周りを見渡す。
斜め後ろを見たとき、そこに日本人らしき男性を発見。
髪型、顔つき、服装のセンスなどから、日本人に間違いない。
「あのう、日本人ですか?」
「そうですよ。」
彼から後光がパアーッとさしたのを今でもはっきりと覚えている。
つづく
●七海人流 【Excuse me ? / すみません・・】
英語圏で人と人との「間」を縮めるためのコトバのひとつです。
七海人の主な使い方は3つ。
1つ目:道などで人を呼び止めるとき。
2つ目:映画館などで座っている人の前を「すんません・・あ、すんません・・」と言いながら通る。
3つ目:会話をしている途中などで退席する場合。
1つ目は日本人も使いやすいが2つ目、3つ目は慣れないと使いにくいかも。
決して謝罪する意味の「すみません」ではないということを知っておくことが肝心。
七海人の経験では、アメリカ人はどうでもいいことはすぐに謝るけど、本当に悪いことに関しては決して謝らない傾向にあると思う。
文/七條正(しちじょう・ただし)
■【旅先で聞いたギャングな英語 vol.9】
“ You are not working on ME! ”
〜あんた、どうせすぐに帰るんでしょう〜
text= TADASHI SHICHIJO
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【ニューヨーク編】
銀座のミキモトのクリスマスツリーが今年も輝き始めた。
クリスマスツリーと言えばニューヨークのロックフェラーセンター
のツリーを思い出さずにはいられない。というのもエンターテイメ
ントの都、ニューヨークにはかれこれ20回以上訪れた。
1泊20ドルのドミトリーに滞在し、食事はハンバーガーか
フライドチキンか中華のテイクアウト、いずれも5ドル程度に抑えて
持ち金は全て「ミュージカル」や「ライブハウス」「ジャズバー」
をはじめ、ありとあらゆるエンターテイメントに注ぎ込んでいた。
ある冬、孤児院をたずねてみたいという衝動に駆られていた。実は
その年の夏にアフリカのケニアに行き、そのとき1週間ほど孤児院に
行ってそこの子供達と触れ合ったことがきっかけとなっていた。
さてどうやってニューヨークの孤児院を見つけたかというと、たま
たまミッドタウンにある紀伊国屋で立ち読みした本の中に、ハーレム
の孤児院のことが書いてあった。そして思い立ったら吉日、その孤児院
を訪ねていったのだ。
裏庭にはあのスパイク・リーが寄付したジャングルジムがあるその施設
はアメリカでも結構有名な孤児院だった。寄付をしにきた・・という旨
を伝えると、快く中に入れてくれた。そして日本人だと言うと、しばら
くして中から40代と思われる日本人女性が出てきた。ここで働いて
いるという。しばらく話をして中を案内してくれるということになった。
0歳の赤ちゃんから小学生くらいまでの子供達がわんさかいた。
6〜7歳の黒人の女の子が僕に話しかけてきた。
■女の子:What is your name? (名前なんていうの?)
■私:My name is Tadashi.(タダシっていうんだけど)
■女の子:I don't like your name.(私、あんたの名前嫌いよ)
私は「は〜?」と思った。
人の名前を聞いておいて、私の名前がキライだと?
なんじゃこいつは?
いきなりアッパーパンチを食らった私はなんとか動揺を
隠しながら、彼女に聞いた。
■私:Why don't you like my name?(なんで僕の名前がキライなんだい?)
するとその女の子ははっきりこう言って、プイッとどこかへ行って
しまった。
■女の子:Because you are not working on ME!
(だってあんた、すぐに帰るんでしょう)
ガ〜ン。まずは脳天をカチ割られたようなショックを受けた。
毎日、たくさんのゲストが来ては帰っていくんだろうな。。
そして私はそんなたくさんのゲストの中の1人に過ぎない・・ってこと
なんだろうな・・ってことが瞬時に分かった。
彼女は「愛情」に関してはとても敏感だったに違いない。
子供だった私にとって親は「ずっと一緒にいて、常に愛情を注いでくれ
ている。」という絶対的な存在だった。
孤児院には「マザー」と呼ばれる代表者がいたが、彼女が孤児院全ての
子供達の絶対的存在であるはず。しかしマザーも対外的なこともたくさん
あったりで、常に子供達と触れ合っていられる訳ではない。
何人いるかわからないスタッフが子供達の面倒を見ていたようだが、
いろんな大人がたくさんいれば必然的に子供達にはその大人たちを見る
「目」ができる。
そして愛情を持って接してくれる大人なのかどうか、毎日来て一緒に
遊んでくれる大人なのかどうか、をじーっと見定めているように感じた。
僕は30分ほどその場にいて、そして100ドルほど寄付して帰って
行った。そのくらいしかできない歯がゆさがたまらなかった。
帰国してしばらくしてA4の郵便物がアメリカから届いた。例の孤児院
からだった。中に寄付に対する感謝の手紙と孤児院の子供達の写真でできた
カレンダーが入っていた。
僕に話しかけた女の子を捜したけど、その中に彼女はいなかった。
あれからもう10年が経とうとしている。
●解説【You are not working on me. / あんた、すぐに帰るんでしょう】
直訳すると「あなたは私のいるところで仕事をするつもりはないんだから」
となります。つまり女の子は僕にスタッフとして働くのかどうか、ということを僕に問うたのです。きつ目に表現すると「あなたは私にとって役に立たない」というところまで行くかもしれません。いずれにしてもスタッフ・システムなど孤児院の大人の動きを全て熟知していることが子供達の背景として見られました。
文/七條正(しちじょう・ただし)
■【旅先で聞いたギャングな英語 vol.10】
“ I'm sick at school! ”
〜学校なんて、でえっ嫌いだ〜
text= TADASHI SHICHIJO
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テレビなどでは「貧しい国の子どもたちは学校に行きたくても行けない」
なんていうステレオタイプ的なキャッチコピーが未だ蔓延している。
途上国の子どもたちは皆学校で勉強したがっている・・というふうに
聞こえて仕方がないのだが、果たして現実はどうなのだろうか?
もう10年前になるが、はじめてアフリカに行ったとき、現地の子どもた
ちと触れ合いたいと思い続けていたら、ひょんなことから孤児院で1週間
お世話になることになった。
1週間かけて、33人全員の顔と名前を覚えた。一緒に飯を食って、一緒に
農作業をして(夏休みだったので)、一緒に遊んでいるうちに彼らの個性
が見えてきた。
全体的に「明るい」という点を除けば、アフリカの子どもと言えども、
日本人の子どもとそうは変わらない。
ガリ勉君はちゃんといて、人前でいい子ちゃんぶってたら、それを女の子に
「なにいい子ちゃんぶってんだよ。」と囲まれて言われまくっている。
掃除を真面目にする子がいれば、やはりサボっている子もいる。
すぐに打ち解けて話しかけてくる子もいれば、引っ込み思案でだまーって
いる子もいるのだ。
もちろん悪ガキもいる。
そんな悪ガキ君と遊ぶようになって、あるとき学校の話になった。
そしてそいつが最後にこう言ったのを忘れることができない。
"I'm sick at school!" 「学校なんて、でえっ嫌いだ!」
学校に行っても授業についていけない。
先生にそれを咎められる。
できない宿題をやってこいと言われ、やってこないと叱られる。
学校が嫌いにならないはずがない。
気はとてもいい奴。
はやく働いて金を稼ぎたい・・としきりに言っていた。
その孤児院では夜に勉強会があった。年長組が年少組の宿題を見ている。
ある夜、小学校2年生の女の子が算数をしていた。
横に座ってじーっと見ていると、なんと彼女は宿題の答えを書く欄に
でたらめの数字をただ羅列しているだけだったのだ。。
9−3=6という一桁の引き算まではわかっている。しかし二桁の繰り
下がりの引き算(例:12−7)のところでわからなくなっていた。
私は彼女の鉛筆を止め、「こう考えるんだよ〜」と教えはじめたのだが、
1分もたたないうちに、年長者が私に「彼女の邪魔をしないで。」と
言った。
大人になるまで生き延びて、衣食住を得て生活できれば、まずはOK・・
というのがアフリカの現状だ。しかし二桁の引き算すらできないと、
さすがに将来貰うであろう給料ですら誤魔化されるのは目に見えている。
この現実をどうすりゃいいんだ。。
学問への【扉】をどうやって開けばいいんだ。。
アフリカの子どもたちに留まらず、困っている人は世の中にたくさんいる。
助けようなんておこがましいことはとてもじゃないけどできないが、
関わろうとすることはできる。
だけどそれも自分の持つ「武器の能力」の範囲でしか関わることができない。
自分の「武器」は何なのか?
それを知らずして何も始まらない。
●解説【I'm sick at school! / 学校なんて、でえっ嫌いだ!】
直訳すると「私は学校では気分が悪い。」となります。「sick」には病気である・・という意味や吐きそうになる「おえ〜っ」っていう意味も含まれています。学校に行くと「おえ〜っ」という気分になるってのが一番正確なのかもしれません。
文/七條正(しちじょう・ただし)
■【旅先で耳にしたギャングな英語 vol.11】
nwa.
text= Tadashi Shichijo
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航空会社のマイレージにはまってかれこれ10数年。自称「マイレージの達人」である。
遠くに行くときはスカイチーム系アライアンスを利用してマイルを稼ぐ。
ブラジルに行くときはUSA経由でデルタかコンチネンタル
アフリカへ行くときはEURO経由でKLMかアリタリアである。
この冬、マイルを消化するためにファーストクラス無料航空券でアジアのとある国へ。
ファーストクラスに乗るのは2回目だがメリットがたくさんある。
優先チェックイン、航空会社ラウンジ使用、優先搭乗、ウェルカムドリンクなど。
お楽しみのひとつはラウンジだ。
フリークエントプログラムでゴールドエリート以上になるとラウンジが使えるように
なるのだが、私は最高でもシルバー。
お酒・軽食も充実している航空会社ラウンジにはなかなか入れない。
滑走路を横目に出発前のひとときをゆったりしたラウンジの空間で過ごす。
贅沢な時間だ。
さてメインのお楽しみはやはりファーストクラス・シート。
アメリカ本土から到着した機材が日本を経由してそのままアジア諸国まで飛ぶ形なので
距離は短くとも大陸横断用のファーストクラスが味わえる。
前のシートまでの距離が1メートル以上ある。広い。
パーソナルTVは当たり前、電動で座席が自由自在に動く。
もちろんほぼフラットになって快適な睡眠が約束される。
そして電動マッサージ機がシートに組み込まれている。
まさに空を飛ぶ超快適空間である。
ちなみに今回利用した航空会社はノースウエスト。
NWAはノース・ウエスト・エアラインの省略形。
かっこよさに憧れてファーストクラスで世界を飛び回る・・なんてのが実は昔からの夢。
最近、世界を自分の目で見たい!という若者が減っていると聞く。
インターネットで世界中の情報を簡単に得られるし、
テレビ取材班も世界の秘境という秘境にまでカメラを入れて
お茶の間にその映像が流されている。
それで「わかったような気」にならざるを得ない環境ゆえ仕方ないことかもしれない。
だけど、ファーストクラスの心地よさは実際に体験しないとわからない。
一度体験したら病み付きになる。
もうそれなしでは生きてはいけなくなる。
いつかは「仕事」でファーストクラスに乗れるようになりたいものだ。
●解説【nwa. /ノースウエストエアライン】
英語版省略形といいますか、探せばいっぱい出てきますね。JAL(ジャパンエアライン/日本航空) JR(ジャパンレイルウェイズ) FBI(Federal
Bureau of Investigation/連邦捜査局) NFL(ナショナルフットボールリーグ) TDL(東京ディズニーランド) LA(ロサンゼルス) NY(ニューヨーク) YG(読売ジャイアンツ) などなど。日本ではコンビニ(=コンビニエンスストア)という省略形が従来強かったですが、最近になって KY(=空気読めない)などの英語風省略バージョンも多くなってきましたよね。 「言い易さ」って大事。
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