【風船ブレイク vol.12】                
              バルーン講座のすすめ 
                                
              text= Yuka Yamakita 
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               風船士山北、2010年は 四季を共有し、楽しむバルーンワークショップ を、テーマにGCCバルーン講座を開催していきたいと思っています。 
               
               
                山北バルーンワークショップでは毎回バスに乗っていろんなところへ出掛けて行くという設定で、四季を楽しみ、添乗員原田のツアーガイドを聞きながらその季節に合ったバルーン作っていただいています。 
               
               
                2010年最初のバルーン講座を18日に開催、今回は 『節分』ツアー でした  
               
                まずは梅の季節ということで梅の名所へ出掛けて行き、ガイドを聞きながらバルーンで作る梅に挑戦していただきました。  
               
               
                原田ガイドより・・・  
               
                梅はバラ科桜属の一種で開花は2月〜3月 
              花は5枚の花弁を有し、白、紅、淡紅などの色の種類がある  
               
                花言葉は  
                「高潔」「上品」「忍耐」「忠実」「独立」「厳しい美しさ」「あでやかさ」  
                (白)「気品」  
               
                女子高校などの校章によく使われる花である。  
               
                『いいあんばい』とは 
              これはとても具合が良いという意味で使われますが、漢字で書くと「いい塩梅」と書きます。 
              昔、梅干しを漬けた際に出る梅酢は調味料として使われて、塩加減がいいということから料理用語として用いられました。 
              これが後に一般的に具合が良いというように使われるようになりました。  
               
                梅が出来上がったところで次は節分の豆まき会場へ移動します。節分と言えば 『鬼』 ということでバルーンでは鬼のお面に挑戦していただきました! 
                 
               
                
                原田ガイドより・・・  
               
                節分の由来  
               
                本来、節分は季節の分かれ目である「立春、立夏、立秋、立冬の前日」のことをいい、年に4回ありますが 
              これが室町時代あたりから立春の前日だけをさすようになりました。なぜなら、春を迎えることが新しい年を迎えることでもあったため 
              最も重要だったからです。  
                 
                昔は、季節の分かれ目には邪気が入りやすいと考えられていました。 
              中でも重要なのは、年の分かれ目です。旧暦では新年が春から始まるため、立春の前日の節分は、大晦日に相当する大切な節目だったのです。 
               
               
                大豆には霊的な力が宿ると信じられており、神様への供え物としても使われています。 
              また、昔々、京都鞍馬山に鬼が出たとき、毘沙門天のお告げによって大豆を鬼の目に投げつけて退治したという話があり 
              魔の目(魔目=まめ)に豆を投げつけて魔を滅する(魔滅=まめ)にも通じます。  
               
                豆まきに用いる大豆は、必ず炒り豆でなくてはいけません。 
              これは、拾い忘れた大豆(邪気の入った大豆)から芽が出てしまうと縁起が悪いためで、「炒る」が「射る」にも通じ、炒った大豆を「福豆」といいます。 
                 
                 
                   
               
                鬼はうち?のお話  
               
                山形市史の生活・文化欄には、豆まきの際「福は内福は内、鬼は外鬼は外、天打ち地打ち四方打ち、鬼の目ン玉ぶっつぶせー」と大声で唱えるとあります。 
              この豆は災難よけになるといってとっておき、山へ行く時や遠出の時に食べます。また自分の年の数だけ食べると、福が授かると信じられています。  
               
               
                一般的には「福は内、鬼は外」というのが普通のようですが、東京雑司ヶ谷の鬼子母神では「鬼は内、福は内」といいます。「鬼は外」といえば祭神を追い出すことになってしまうからです。 
                 
                  
              同じようなとなえごとは山形県山辺町にもあります。JR山辺駅から北西に約3キロ山辺町大寺地区に「鬼の目」という処があります。この珍しい地区の由来というのは 《昔、赤鬼と青鬼が隣村の黒鬼にいじめられていたのを村の男が助けた。二匹の鬼はお礼にと片目をそれぞれくれた。一つの目は天を見る目で天候を早く察知できる。もう一つの目は地を見る目で水のわき出るところが分かるという重宝なもので、村は豊作となり潤ったというのです。そして男亡き後、村人はその二つの目玉を岩の中に埋めて霊を慰めたという。以来岩肌には丸い石が増え続け、後の世も村人達の目には鬼の目のように映ったことからこの地名が生まれたという。》 以来、鬼の目に住む人達にとって、節分で豆まきをするときのかけ声は「福は内、鬼は内、鬼はござんしょう(よくいらっしゃった)」という豆まきをする習慣が昔から伝わるとい言います。 
                 
                  
              さらに、奈良県吉野山の蔵王堂においても、「福は内、鬼も内」というそうです。こちらの場合は、鬼を集めて、お経の功徳、仏の力で改心させようというのです。 
                 
                  
              法縁ある西村山郡大江町の巨海院の本堂屋根には150cm以上もある木彫りの面がかけられています。「悪いことをすると巨海院の鬼に食われるぞ」と子供に話す親の姿は今でもかわらないようです。「魔よけの鬼」であって「悪鬼」ではないのですね。それを、裏付けるように、山形市漆山の真壁さん宅の節分行事では、他の家々で豆まきが始まる頃、他家から追われた鬼を門まで出迎え、客人を案内するかのように奥座敷に招き、坐布団に坐らせて丁寧に挨拶、酒やご飯をすすめるという行事が今でも行われています。 
              という感じで2時間のツアーは終了。そして出来上がったのが写真の作品です。チェアマンも梅、鬼のお面、両方とも時間内に見事な作品を作っていただきました! 
               
               
                次回のバルーン講座(ワークショップ)では ひな祭りツアーを 予定しています!これまでに参加されたマイポンプをお持ちの方も初めての方もたくさんの御参加をお待ちしています!日にちは後日お知らせさせていただきます!興味のある方は是非山北まで御連絡ください  
               
              文/山北由香(やまきた・ゆか) 
                
                
                
                
               
                
              【風船ブレイク vol.13】                
              ひなまつり 
                                
              text= Yuka Yamakita 
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              四季を共有し、楽しむバルーンワークショップを開催している風船士やまきたです。 
               
              もうすぐひな祭りということで前回は雛人形を作っていただきました。GCCバルー 
              ン講座では作品を作るだけではなくひな祭りについても色々とお話させていただきま 
              した 
               
               
               
              ○ひな祭りのルーツ 
               
              雛まつりのルーツは上巳の節句です。上巳(じょうし/じょうみ)とは3月上旬の巳 
              の日という意味で、のちに日付が変動しないよう3月3日となりました。その起源は 
              300年頃の古代中国で起こった上巳節にさかのぼります。 
              昔から季節や物事の節目には災いをもたらす邪気が入りやすいと考えられていたた 
              め、川の水に心身の穢れ(けがれ)を流して厄を祓う行事や、杯を水に流して宴を催 
              す曲水の宴などが行われていました。つまり、季節の節目の邪気祓い行事として、老 
              若男女を問わず皆の幸福を願う行事だったようです。 
               
              日本でも古くから禊(みそぎ)や祓いの思想や、形代(かたしろ)という身代わり信 
              仰があったため、それが上巳節と結びつき、上巳の節句として日本独自の文化として 
              定着していきます。そのひとつが流し雛で、これは自分の体を草木やわらでこしらえ 
              た人形(ひとがた)で撫でて穢れを移し、それを川に流す神事が上巳節と混じりあっ 
              たもので、今でもその伝統を守っている地域があります。また、曲水の宴も風雅な文 
              化として発展していきました。 
               
               
              ○桃の節句と桃太郎?! 
               
              旧暦の3月3日は桃の季節でもありますが、それだけで「桃の節句」になったわけでは 
              ありません。昔から桃には邪気を祓う力があるとされ様々な神事に取り入れられてい 
              たので、邪気祓いをする上巳の節句が桃の節句になったそうです。また、桃は不老長 
              寿を与える植物とされていて百歳(ももとせ)まで長生きできるよう桃の節句には桃 
              花酒を飲む風習もありました。 
               
              昔から邪気の象徴は鬼とされており、邪気を祓う力のある桃には鬼を退治する力もあ 
              ると考えられてきました。実際に節分に桃を使って邪気祓いする神事もたくさんあり 
              ました。 
              この思想がベースとなり、桃から生まれた桃太郎が鬼を退治する民話が生まれたと言 
              われているそうです。 
               
              ○ひしもちとひなあられ 
               
              菱餅の色にはそれぞれ意味があるそうです。 
              桃色(赤)・・・くちなしを入れた赤いもち。くちなしの実には解毒作用があり、赤 
              は魔除けの色 
              白・・・血圧を下げるひしの実が入り、子孫繁栄・長寿・純潔を願う 
              緑・・・強い香りで厄除け効果があるよもぎもち。健やかな健康を願う 
               
              そして、3色を重ねる順番で(下から緑、白、桃の順)春の情景をあらわしているそ 
              うです。 
              『雪の下には新芽が芽吹き、桃の花が咲いている』 様子 
               
              ひなあられは関東と関西で違うそうです。 
              関東・・・米粒大で甘い。  米をはぜて作ったポン菓子を砂糖で味付けしたもの 
              関西・・・塩、しょう油味。  直径一センチ大の餅から作るあられ 
               
              ひなあられは女の子たちが雛人形を持って野辺や川辺などへ出掛けて人形に春の景色 
              を見せてあげる風習(雛の国見せ)の時に持っていったものだそうです。 
               
               
              まだまだひなまつりについては調べるといろいろありそうです。こんな風に四季を楽 
              しみながらこれからもバルーン講座続けていきたいと思いますので皆様も是非一度バ 
              ルーン講座に足を運んでみてください! 
               
                 
                 
              
               
                 
               
               
               
              文/山北由香(やまきた・ゆか) 
                
                
                
                
               
                
              【風船ブレイク vol.14】                
              春色 
                                
              text= Yuka Yamakita 
              ----------------- 
              四季を共有し、楽しむバルーンワークショップを開催している風船士やまきたです。 
               
               
               
              春色 
               
              春の色というとやはりピンクを真っ先にイメージする風船士です。 
              ピンクは個人的にも大好きな色なのでピンクのバルーンで作品作るのはとても楽しいです。 
              というわけで、、春色の着物 と お子様用ドレス です 
               
               
              こんな風に四季を楽しみながらこれからもバルーン講座続けていきたいと思いますので 
              皆様も是非一度バルーン講座に足を運んでみてください! 
               
                 
               
                 
               
                 
               
                 
              
              文/山北由香(やまきた・ゆか) 
                
                
                
                
               
                
              【風船ブレイク vol.15】                
              WBC 
                                
              text= Yuka Yamakita 
              ----------------- 
               
               
              「WBC」 
               
              4月13日からアメリカテキサス州ダラスで開催されたWBCに参加してきました。 
              WBCというとなんだかボクシングのような野球のような・・・ いえいえ、、バ 
              ルーンの大会でワールドバルーンコンベンションという名前の大会です。コンテスト 
              あり、セミナーあり、パーティーありの内容盛り沢山でバルーンに携わっている人間 
              には夢のような大会でした。参加者は44カ国700人だったそうです。コンテスト 
              ではミディアムスカラプチャーという部門に参加、制限時間5時間、規定サイズ2m 
              ×2m×2m以内、テーマ カラー のルールで作品を作りました。日本のコンテス 
              トですとここに人数制限(制作は4人までとか)も入るのですがこの大会、人数制限 
              無しということでしたので相方のバルーンツイスターJUNと同じくツイスターのし 
              ほちゃんと3人でチームを組んで参加、優勝してきました! 
               
               
                 
               
                 
               
                 
               
                 
               
              
               
                 
               
               
               
              文/山北由香(やまきた・ゆか) 
                
                
                
                
               
                
               【風船ブレイク vol.16】                
              GW 
                                
              text= Yuka Yamakita 
              ----------------- 
               
               
              「GW」 
               
                
              今年のGWもイベントでたくさんのバルーンと一緒にたくさんの笑顔をいただいてき 
              ました! 
              バルーンを作って飾ったり、バルーンの中に入ったり?!実はお客様より楽しんでい 
              る風船士だったりします。 
               
               
                 
               
                 
               
              
               
                 
               
               
               
              文/山北由香(やまきた・ゆか) 
                
                
                
                
                
                
                
                
               
                
               【風船ブレイク vol.17】                
              ツイスターズ2010 
                                
              text= Yuka Yamakita 
              ----------------- 
               
               
               「ツイスターズ2010」 
               
              毎年開催される細長い風船の全国大会「ツイスターズ」。今年は横浜にぎわい座にて開 
              催されました。風船士は3部門のコンテストにエントリーしてきました。 
               
              一枚目・・・ツイスターズコンテスト    80cm×80cm×80cm の作品を制作 
                 
               
              二枚目・・・3on3コンテスト   3人チームで3時間、2m四方以内の作品を制作 
                 
               
              三枚目・・・ファッションコンテスト   身につけられる作品を制作 
                 
                 
               
               
              ツイスターズコンテスト準優勝、3on3コンテスト3位 ファッションコンテスト優勝 
              してきました。今年で7回目のツイスターズ、年々参加者も増えていますがこれから 
              ももっともっと 
              バルーンアートをたくさんの人に知ってもらいたいと思います。 
               
              
               
                 
               
               
               
              文/山北由香(やまきた・ゆか) 
                  
              
              
              
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