vol. 11「番外編: あるサポーターの一日」 Jan.2009
09時00分頃 起床 朝風呂に入りながら試合の予想
大抵は良いイメージ
09時30分頃 スタジアムで食べる肴の調理開始
10時45分頃 試合に出掛ける為の荷造り
(主な荷物)
レプリカユニホーム
タオルマフラー
タオル(汗拭き用)
サングラス
レジャーシート
着替え
大き目のビニール袋(荷物を雨に濡らさない為&ごみ捨て用)
チケット
フラッグ(持って行かない時も有)
etc
11時00分頃 出発
晴れていれば基本的に自転車、スタジアムまでは30分程度
※雨の時は電車なので若干早まる
11時30分頃 イオン浦和美園店で飲み物等の買出し
11時50分頃 自発的に列の形成開始
12時00分 開門
先行入場(浦和的用語は先発)開始
チケットもぎり&手荷物チェックを済ませて入場ゲート手前まで移動
開場まで知り合いと談笑
13時00分 開場
⇒席の確保、だいたいいつも同じ場所
周りは知った顔が多いので、挨拶&雑談(当然今日の試合に関してが中心)
13時20分頃 他の仲間のが入場してくるので合流
席の確保をした後に、コンコース(※1)へ移動して仲間と食事。
※ここの雑談でその日の試合後の予定や遠征の打ち合わせ。
※私はこの時にマッチデープログラム(※2)やグッズを購入
15時00分頃 スタンドに移動
15時20分頃 選手がウォーミングアップの為、登場
チャント(※3)/コールを始める。
※アゥエーチームが先に出てきたら、ブーイング
※試合中は飛び跳ねるので、軽く準備運動
15時40分頃 選手紹介
アゥエーチームからなので、相手の中心になる選手にはブーイング
元浦和所属の選手も基本的にはブーイング(愛を込めて)
浦和の選手には選手紹介時用のコール
16時04分 Kick Off
※唄って飛び跳ね続ける
17時49分 試合終了
※勝った場合
試合後、選手が挨拶にくるのでその日活躍した選手のチャント/コール等で盛り上がる
チームソングの「We are Diamonds」を最後に歌ってコールリーダーが挨拶して基本終了
※負けた場合
試合内容により、諸々
内容が良くて負けた時は選手を盛り上げるチャント/コール
内容が悪い時は静観
よっぽど酷い内容の時はブーイング
※選手挨拶は以下の順番
南ゴール裏
→バックスタンド
→北ゴール裏
→メインスタンド
18時20分頃 仲間と試合に関しての談笑や着替え
人がスタンドから帰るのが一段落したころに撤収
18時30分頃 浦和の試合後はスタジアム外でアフターバーという形で屋台が出ているので
そこで軽く祝杯(負けたら反省会)をあげて、帰宅なり呑み屋へ
※帰りの人達がある程度はけるのを待っている
帰宅後 スポーツニュースや試合の録画等でもう一盛り上がり
負けてたら基本的にはふて寝
■補足
大体こんな流れで試合の日は過ごしてます。
ゴール裏の人間は雨が降っても基本的にはスタイル変えないので、
ずぶ濡れになってます。ポンチョ(カッパ)は着ません。
ですので、雨の日はタオル&着替えが増えます。
※1 スタンドの下というか裏です。売店とかあります。
埼玉スタジアム2002はコンコースは全て屋根があるので助かってます。
※2 試合毎に発売されるプログラムです。
前節までの結果や予想フォーメーション。監督/選手のインタビュー等盛り沢山です。
※3 サポーターが唄う唄の事です
※並びについて
浦和のサポーターは徹夜並びを回避する為に、試合前日のAM7:00にサポーター主体の開催で抽選を行います。
抽選は各チーム毎に1枚が原則です。
試合当日はその抽選結果順に各チームから2名を選出して並びます。(先発と言ってます)
先発の2名が入場した後に各チームの他のメンバーが入場します。
また別途クラブ主催で当日に抽選も行っています。
【浦和レッズ観戦記】 vol.12
「番外編:Jリーグって何試合あるの?」
text= Takanori Watanabe/FEB.2009
Jリーグって何試合あるの?よく聞かれる質問の一つです。
野球のペナントレース+クライマックスシリーズに比べると、
大会数も多いし開催期間が被る事も多々あるので中々解りにくいのが実情です。
そこで今回は簡単にですが、Jリーグの年間スケジュールについて説明します。
大きく分けるとJ1リーグのチームは
・リーグ戦
・ナビスコカップ
・AFCチャンピオンズリーグ(以下ACL)
・天皇杯
と4つの大会を戦う事になります。
リーグ戦は全J1の18チームが参加しますが、
ACLは4チームのみ(2009年は鹿島、川崎、名古屋、G大阪)が参加します。
ナビスコカップはちょっと複雑で、まず上記ACLに出場する4チームを除く14チームで予選を行います。
予選の結果上位の4チーム+ACL出場の4チームの計8チームでトーナメントを行います。
天皇杯も全J1の18チームが参加しますが、この他にJ2リーグ、JFLリーグ、各都道府県代表チーム等あわせて全82チームで行います。
■リーグ戦
3月〜12月の間で34試合(ホーム17試合/アウェイ17試合)
■ナビスコカップ(予選)
3月〜6月の間で予選6試合(ホーム3試合/アウェイ3試合)
※年毎の開催形式により上限あり
■ナビスコカップ(決勝トーナメント)
7月〜11月の間で以下の試合を勝ち上がりで行います
準々決勝 2試合(ホーム/アウェイ)
準決勝 2試合(ホーム/アウェイ)
決勝 1試合(国立競技場)
■ACL(予選)
3月〜5月の間で予選6試合(ホーム3試合/アウェイ3試合)
■ACL(決勝トーナメント)
7月〜11月の間で以下の試合を勝ち上がりで行います
1回戦 1試合
準々決勝 2試合(ホーム/アウェイ)
準決勝 2試合(ホーム/アウェイ)
決勝 1試合(中立地 ※2009年は国立競技場)
■天皇杯(J1チームの場合)
11月〜翌年1月1日の間で以下の試合を勝ち上がりで行います
5回戦 1試合 ※この1試合は必ず全チームが参加します
6回戦 1試合
準々決勝 1試合
準決勝 1試合
決勝 1試合(国立競技場)
こう書いてもちょっと解りにくいですね。
そこで、大きく分けるとACLに出るチーム/出ないチームによって試合数が変わってきます。
その2例考えてみます。
【Case1 ACLに出ないケース 例:浦和レッズ】
一番少ない場合:リーグ戦34試合+ナビスコカップ予選6試合+天皇杯1試合=年間41試合
一番多い場合:リーグ戦34試合+ナビスコカップ11試合+天皇杯5試合=年間50試合
【Case1 ACLに出るケース 例:鹿島アントラーズ】
一番少ない場合:リーグ戦34試合+ACL予選6試合+天皇杯1試合=年間41試合
一番多い場合:リーグ戦34試合+ナビスコカップ5試合+ACL12試合+天皇杯5試合=年間56試合
※ACLに優勝するとクラブワールドカップ(旧トヨタカップ、以下CWC)に出場するので、+3試合
なんと合計59試合になります!
どちらのケースもトーナメント形式のカップ戦を早々に敗退してしまうと、あまり試合数はかわりません。
ですが、勝ち進んだ時に大きな差になります。
浦和の場合は最大でも+9試合の50試合ですが、鹿島の場合は全部勝ち進むと年間60試合となんと浦和よりも10試合も多くなります。
ここで私が普段観戦しているゴール裏の席でチケット代を計算しますと、1試合平均2000円と考えて
【浦和の場合】
一番少ない場合:82,000円
一番多い場合:100,000円
【鹿島の場合】
一番少ない場合:82,000円
一番多い場合:112,000円 ※56試合の場合
CWCの三試合はチケット代が通常とは異なるので2007年実績で考えると
2000+7000+9000=18000 が追加になり130,000円。
年間の差額で5万円近くの差がでますね。
高いと見るか、安いと見るかは人それぞれです(苦笑)
これにアウェイの試合には当然移動費+宿泊費等が掛かります。
関東近郊だけならそんなには掛かりませんが、今年は北は山形、南は大分まで全国に遠征する事になります。
移動方法や時期で値段が変わりますが、平均して1試合1万5千円と考えてリーグのアウェイ17試合で考えても
・・・(汗)
これにナビスコカップの組み合わせや決勝トーナメントで地方のクラブと当たった日にはまた。。。
ACLなんてさらに海外遠征ですから。。。
ちなみに2007年、浦和がACLで優勝した時は海外遠征はインドネシア・中国・韓国・イランと4試合行ったのですが、旅費だけでえらい金額になってた記憶が。。。
まぁでも試合が多くなってサポーターも忙しくなるのはチームが強い証拠なんで嬉しいんですけどね。
こうやって考えると地方チームのサポーターで遠征に頻繁に行く人ってのは本当に大変だなぁと実感です。
※※※ 用語解説 ※※※
ホーム:チームの本拠地のスタジアムです。浦和ならば埼玉スタジアム2002です。
アウェイ:相手チームの本拠地のスタジアムです。
J1チーム:Jリーグは所謂1部リーグ(国内でTOPのリーグ)をJ1と呼び、次にJ2、JFLと続きます。
2009年はJ1チームが18チーム、J2チームが18チームあります。
シーズンが終了して、J1の下位3チームとJ2の上位3チームを自動入替えします。
ナビスコカップ:CUP戦といわれる勝ち上がり形式のトーナメントの試合ですが、
スポンサーとしてヤマザキナビスコ株式会社が協賛しているため、
ナビスコカップと呼称されています。
【浦和レッズ観戦記】 vol.13
「2009年 開幕 〜新たな船出〜」
text= Takanori Watanabe
【J1リーグ 第1節】3/7(土) カシマスタジアム
鹿島2-0浦和
得点
22分 野沢(鹿島)
51分 マルキーニョス(鹿島)
負けたぁ〜!!
Jリーグが3/7から開幕。
浦和は今年から監督が代わり慣れ親しんだ布陣から新しいやり方に変わっての初戦。
相手は昨年の優勝チーム。
厳しい試合になるとは思ってたけど、心の中ではそれでも「勝てるのではないか?」と思っていた。
負けを予想してスタジアムに行くサポーターは居ない。
そんな輩はTV観戦をどうぞ。
何が起きるか解らない。
サッカーには100%絶対は無い。
でも勝てなかった。
完敗。
チームとしての成熟度の差をまざまざと見せつけられた。
だけどまだ始まったばかり。
今年は厳しいシーズンになる。
この日ピッチに数10分だけ展開された、昨年までとは異なるサッカー。
楽しかった。
ワクワクした。
俺たちには希望がある。
この期待感を胸に今は雌伏の時を楽しもう。
航海は始まったばかりだ。
文/写真 渡邉孝典(わたなべ・たかのり)
【J1リーグ 第2節】
浦和3-1FC東京
得点
浦和:阿部、エジ、ロビー
東京:カポレ
課題もあるけど、
ひさりぶりに楽しかった!
【J1リーグ 第3節】
浦和1-1磐田
まだまだ。
繋ぐ意識が強過ぎて前への意識が弱い。
【J1ナビスコ杯 第1節】
浦和0-1広島
ボールに寄り過ぎるのと、
ゴール前に誰もいないのは改善しないと。
【J1ナビスコ杯 第2節】
浦和1-0横浜FM
得点
浦和:ポンテ(PK)
課題山積だけど、
久し振りの完封勝利は良かった。
【J1リーグ 第4節】
浦和1-0大分
得点
浦和:OG
2連続完封!
後はゴールだけ。
【J1リーグ 第5節】
浦和1-0名古屋
得点
浦和:原口
原口元気!!
この勝ちはデカい!
正直思っていたよりも順調な出足です。
課題はまだまだあるんだけど、試合毎に改善されている様子を見るのが本当に楽しいです。
イマ改善すべき課題をどこに置き対応していくのか、フィンケ監督の手腕が試されているのですが、
試されているのはサポーターもなのかもしれない。
サポーターとチームが同じ方向を向くっていうのはどういう事なのか、
ただ我慢して盲目的に応援するのか、
アレができてないコレができていないと文句をいうのか、
どちらも違う、そんな事を感じながらスタジアムに通っています。
ワクワク・ドキドキ本当に毎試合が楽しみで、一つ一つのプレーに声を出したくなる、
今年の浦和レッズは本当に面白い。
スタジアムで観たい! って方は是非声掛けてください。
一緒にサッカーを楽しみましょう!
【浦和レッズ観戦記】 vol.15
【J1リーグ 第6節】
浦和1-0京都
得点
浦和:エジミウソン
連続完封!
あとは二点目。
【J1リーグ 第7節】
浦和1-0千葉
得点
浦和:エジミウソン
追加点の課題は残るも
連勝!!
【J1リーグ 第8節】
浦和2-2清水
得点
浦和:ロビー、直輝
清水:原(PK)、児玉
決める時に決めないとこうなる。勝点2は勉強代。
直輝の初ゴールはGood!!
【J1リーグ 第9節】
浦和1-0新潟
得点
浦和:闘莉王
ロスタイムに劇的弾!
引いた相手の攻略は課題。
【J1リーグ 第10節】
浦和3-2柏
得点
浦和:エジミウソン×2、セル
柏:蛙、石川
逆転勝ちも課題はいっぱい。
参戦したみなさん、風邪ひかないように。
【J1リーグ 第11節】
浦和2-3川崎
得点
浦和:エジミウソン、田中マルクス闘莉王
川崎:ジュニーニョ、レナチーニョ、鄭大世
色々あった試合だったけど、負ける時はこんなもん。
11節が終わって首位陥落とはなったけど、今年は厳しいシーズンになると覚悟していたので予想以上の出来。
夏から秋にかけて上位に食い込んでいければと予想していたのが事実。
要因は幾つかあると思うけど、
・他チームがいま一つ調子に乗れていない(特にACL出場組)
・思ってたよりもチーム戦術が浸透している
・対戦相手が今年の浦和のスタイルに戸惑っている
・選手がサッカーに飢えている
辺りかなと。
2番目と4番目は同じような話だけど、選手のコメントとかを聞いていると
選手達が新しいスタイル構築に貪欲で、日々トレーニングを行っていると感じる。
昨年までは疲労回復⇒試合の繰り返しで、戻るべきスタイルが無かったのがきつかった。
迷った時に戻るべきスタイルがある。
これはサポーターも同じ。
何の為にスタジアムへ行くのか、
何の為に喉が枯れるまで声を出すのか、
何の為にゴール裏にいるのか。
いま毎試合これを実感できている。
ホントに毎試合スタジアムへ行くのが楽しくて仕方ない!
【浦和レッズ観戦記】 vol.16
成長著しいチームを見ていると、スタジアムへ向かう足取りも軽くなる。
【J1リーグ 第12節】
浦和1-1大宮
得点
浦和:細貝
大宮:パク
ラストパスとその一本前のパスの精度が課題かな。
ダービーだから勝ちたかった。
【ナビスコ杯予選 第4節】
浦和2-0新潟
得点
浦和:代志也、セルヒオ
代志也のゴールは綺麗だった!
新潟の拙攻にも助けられたけど、チーム一丸でよく頑張ってた。
【ナビスコ杯予選 第5節】
浦和1-0磐田
得点
浦和:高原
二点目が取れてればもうちょっと楽な展開だったかも。
連続完封は見事。
【ナビスコ杯予選 第7節】
浦和6-2大宮
得点
浦和:直輝、エジ×2、高原、元気、暢久
大宮:土岐田、藤田
2失点は余計だったけど、得点はどれも良い流れから(PKも)。
ダービー勝利、予選1位突破決定!!
W杯予選の関係で日本代表に4人が選出。
主力の怪我人が6〜7人と野戦病院状態で迎えたナビスコ杯・予選の後半。
昨年は1勝もできずに屈辱の予選敗退となったので、今年はどうなるか?
終わってみれば
若手の台頭&活躍
チーム戦術の浸透
ベテランの復調
ベテランの新境地発見
と良いことが多かったナビスコ杯・予選。
久しぶりにチーム力が上がっていく様子を見ているのは本当に楽しい。
そしてサポーターもいつも以上に声を出さなくてはと、ピッチ上とスタンドが相乗効果。
もちろん課題はまだまだあるけれど、一つ一つを乗り越えていくのがこんなにも楽しかったのかと実感。
予選は突破したけれどまだ何も手にはしていない。
これからが本当の戦い。
試合数が増える=遠征が増える で大変だけどこれは嬉しい悲鳴。
さてさて、ナビスコ杯の決勝トーナメントを眺めながらまずは今日だけ美酒に浸ろう。
【浦和レッズ観戦記】 vol.17
リーグもちょうど折り返し、気合入れなおし
【J1リーグ 第14節】
浦和0-2横浜FM
惨敗。。。
【J1リーグ 第15節】
浦和2-0神戸
得点
浦和:エジミウソン、高原
カウンター対策は課題か?
ここからが再出発。
【J1リーグ 第16節】
浦和3-2山形
得点
浦和:エジミウソン(PK)、高原×2
山形:古橋、宮崎
3点目を先に決めてればもうちょい楽な展開かな。
好調な攻撃陣よりディフェンス面が心配。
【J1リーグ 第17節】
浦和2-1広島
得点
浦和:エジミウソン×2
広島:寿人
サッカーって何が起きるか解らない。
コンパクトさを保つのがうちの生命線か?!
Jリーグも半分終わって折り返し。
今年は出直しのシーズンという事もあり、新しいチャレンジの連続。
周りがだらしない分を差し引いても順調にチーム力が向上しているのが解るのは嬉しい。
まだチームとして出来ている事、出来ていない事があるのでこの辺りをどう解決して
いくかが今後首位を追い詰める鍵になるか。
【浦和レッズ観戦記】 vol.18
泥沼、連敗中
【J1リーグ ナビスコ杯 準決勝第1戦】
浦和2-1清水
得点
浦和:闘莉王(PK)、エジミウソン
清水:枝村
チャンスはきちんと決めないと。
日本平で清水にトドメを!
【J1リーグ 第18節】
浦和0-1大分
負け
【J1リーグ 第19節】
浦和0-3名古屋
足元で欲しがるとか、球際弱いとか。。。
【J1リーグ ナビスコ杯 準決勝第2戦】
浦和0-3清水
ナビスコ杯、準決勝敗退
【J1リーグ 第20節】
浦和0-1清水
攻撃、工夫しないと。
【J1リーグ 第21節】
浦和0-1G大阪
一点が遠い。。。
リーグ戦4連敗、公式戦5連敗、5試合無得点。
チームが壁にぶつかっている。
ここまで順調に成長してきたと思ってたが、ピタリと止まった。
今シーズンいつかはこんな時が来るとは覚悟してた。
実際に迎えると、やっぱりツライ。
成長途中のチームだとは言っても、試合に負ければやはり悔しい。
だけど、ここで切らしてはいけない。
この悔しさはいつか必ず倍返しすると信じて帰路につく。
そしてまた、スタジアムへ向かう。
今日こそは絶対勝つと信じて。
【浦和レッズ観戦記】 vol.19
連敗ストップ!
まだまだ終わってない。
【J1リーグ 第22節】
浦和1-4柏
ハードワークしないと
【J1リーグ 第23節】
浦和1-2広島
・・・
【J1リーグ 第24節】
浦和2-3神戸
不用意な失点が多い。。。
【J1リーグ 第25節】
浦和4-1山形
得点
浦和:セル、ロビー、萌、オウン
山形:古橋
ここから再出発!
やっと連敗が止まった。
正直ホッとした。
だけどまだ1つ勝っただけ。
サッカーはひらめきのスポーツ。
でもひらめきだけでも勝てない。
ひらめいた事が実践できる技術、
そして日々のトレーニング。
要は基本ができていて初めて効果が現れる。
浦和はいまその基本を作っている真っ最中。
目の前にぶらさがる魅惑的な「ひらめき」に惑わされず、
一歩一歩積み重ねて挑戦していく。
選手もチームもサポーターも。
文/写真 渡邉孝典(わたなべ・たかのり)
【浦和レッズ観戦記】 vol.20
1歩進んで1歩下がり?? 安定しない。。。
【J1リーグ 第26節】
浦和2-0川崎
得点
浦和:ロビー、啓太
川崎に完封勝ちはデカい!!
【J1リーグ 第27節】
浦和1-2横浜FM
元に戻った。。。
【J1リーグ 第28節】
浦和3-1千葉
得点
浦和:阿部、エジ、峻希
千葉:深井
後半に逆転!
前半は・・・。
【天皇杯 2回戦】
浦和0-2松本山雅
見事なまでのクソ試合
松本はスゲー頑張ってた。
【観戦メモ】
天皇杯は思ってもいない展開でまさかの初戦敗退。
しかも地域リーグの半分アマみたいなチームに。
こういう意外なコトをやってのけるのが浦和の悪しき伝統というか、何というか。
その天皇杯に行って思った事が。
格下と思われたチームに先制されてサポーターも正直いらいら。
だからって、こいつは下げろとかあいつは変えるべきだとか。。。
確かに酷い内容の試合を見せられて、それでもプロかっ!
って言いたくなる気持ちはわからなくもない。
でもそれは試合後に言えば良いんじゃないかな?
試合中に言うことなのかな?
いま選手批判してそれがサポートに、勝つための方向に向いてるのかな?
これは天皇杯に限らず最近よく見掛ける気がする。
サポーターが途中で諦めたり、これは駄目かなと思うとそれは選手に伝播するんじゃないか?
だったら90分間は最後まであきらめずに次のプレーを信じて声を出し続ける。
文句があるなら試合が終わってから言う。
強いから応援する。勝っているチームだから応援する。
サポーターってそんなんじゃないんじゃないかな。
弱くても負けても応援する。チームが好きなんだから。
わかっちゃいるけどやめられない。
そんな性質(フェチ)があるって事をサポーターが改めて認識しないと。
チームが苦しい時だからこそ、サポーターがブレてはいけない。
そんなコトを思った苦い遠征だった。
【浦和レッズ観戦記】 vol.21
「 1歩進んで1歩下がり??
安定しない。。。2」
【J1リーグ 第29節】
浦和1-0新潟
得点
浦和:エジミウソン
まずは勝利が大事。
【J1リーグ 第30節】
浦和0-3大宮
何もできず。
【J1リーグ 第31節】
浦和1-0FC東京
得点
浦和:エジミウソン
やっぱりゴールが大事!
何でスタジアムへ足を運ぶのか? たまに考える。
今シーズンは特にそんな話をする、聞く事が多い。
勝つから行くのか。
強いから行くのか。
サッカーの内容が良いから行くのか。
そりゃ全部あれば良いよ。
でも毎回勝って、内容も良くて、滅茶苦茶強い、そんなチームは無いわけで。
やっぱ好きだから行く。
じゃ、何が好きなのか?
選手?
監督?
内容?
ゴール?
勝利?
そりゃ全部好きだよ。
でも負けても好き。そういや、稀に好きじゃない選手/監督もいるか?
矛盾してる?
・・・・
フェチって意味を調べてみた。
「様々な物品・現象に「個性的」な執着を見せる」
あぁ、そりゃみんな話が合うようで合わないわけだ。
俺はこれが好き、あいつはこれが好き。
リスペクトするだけ。
・・・「個性的」な執着。
これが無いと始まらないよね!
【浦和レッズ観戦記】 vol.22
良い面もあったけど、悪い面のイメージが印象的なシーズンだった。
【J1リーグ 第32節】
浦和3-2磐田
得点
浦和:エジミウソン×3
磐田:前田×2
先制して逆転されて、ロスタイムに再逆転!!
【J1リーグ 第33節】
浦和0-1京都
良い状態が続かない。。。
【J1リーグ 第34節】
浦和0-1鹿島
チャンスで押し込めないのが今年の限界。。。
■リーグ戦
最終順位:6位 16勝14敗4分
■ナビスコ杯
ベスト8進出 準々決勝敗退
■天皇杯
3回戦(初戦)敗退
今年は7連敗、天皇杯で社会人チームに敗退、ダービーで完敗、
最後は目の前で優勝を決められる、と節目節目での勝負弱さが目立ったシーズンだった。
昨年までと全く違うサッカーを目指し、春先は早速その効果も現れて順調な出だしだっただけに悔しい。
尻上がりで調子が上がって終わるのか、尻つぼみで終わるのかなら後者は本当に印象が悪い。
まぁだけど、これもサッカー。
長年見てればこんなシーズンもあるさ。
三歩進んで二歩下がる。大いに結構。
(三歩下がってるだろ、とか四歩下がってるんじゃない?てのは却下。)
やった以上は何かが必ず残ってる。
それが何なのか、何が残ったのかちゃんと見て行けばきっと結果はついてくる。
掲げた目標を愚直に、確実に。
それで良いんじゃないか。
まぁ、でも来年はもうちょっと良い気分で笑ってスタジアムから帰る日が増えれば良いかな。
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