新・会計羅針塾 2009
【GCC新・会計羅針塾】from 新価値通信BE☆SEE 第11号


「とっとと会 新★会計羅針塾!創業編(番外)」


「会計事務所って・・・」                        


 皆様 明けましておめでとうございます!


いよいよ2009年の幕開けです。世界の産業・経済が凄いことになってきました。


去年の終わり頃、社長さん方にお聞きしてみたら、売上が、3割・4割、5割減、中には7割減というところもありました。


でも、たまげている暇はありません。


これだけ売上が減少したら、もとには戻りません。


 ざっくり言うと、今まで日本の大得意先であるアメリカは借金をしてものを買っていたのですが、もう買えなくなりました。つまり日本(に限りませんが)はマーケット(お客)を失ったのです。今まで無理に作っていた需要が無くなったんです。だから待っていても売上は元には戻らないのです。どうしたらいいでしょう?


 もう、新しい売上を創るしかありません。


新商品・サービスをどんどん創ってとにかく売りに行ってみる。


今までのような不特定多数を相手にする商売から顔の見える相手への商いへと変えてみる。


ゲリラ的にやってみることではないでしょうか!


 100年に1度の不況といわれています。大企業が軒並み減収減益、リストラ、倒産などに至っています。どうなるのでしょう?・・・・・


大丈夫!どんなときも全てが駄目になることはありません。


2億5千年前に95%の生物が絶滅したことがあったそうです。でも、5%は生き残ったんですよ!やったろーじゃありませんか!


 会社の寿命は25〜30年といわれています。これは創業者の寿命というよりもひとつのビジネスモデルの寿命がそのくらいだからなのだという説があります。現在に至っている種は強いものでも優秀なものでもなく、環境に合わせて変化してきた種だということでした。100年、1000年続いている企業は変化することが当たり前となっている会社なのでしょう。でも、現在ビジネスモデルの寿命は10年も保たないのではないかと思います。変化のスピードを大幅にアップさせることが必要です。


 さぁ改めてお客様の困りごと(ニーズ)を探りに行きましょう!


そのことに対して、自分ができることは何か?どう答えることができるのかを見つけましょう!


そして、その商品・サービスを買ってくれる人を探しましょう!


 ただ、未知の世界に飛び込むことは不安です。


そんな時、不安や不満のはけ口として、世間話の相手として、また、諸々の相談の相手として、是非とも会計事務所を使ってください!


会計事務所ってそんなところです!


〜 あなたのプロジェクトを“ON”にする


      炎のプロジェクト・ドライヴィング・パートナー 〜

      


文・齋藤厚(さいとう・あつし)


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■時代背景がくっきり浮かび上がってきました。齋藤税理士事務所も大きく進化を遂げていくのでしょうね。(編集部)


【GCC新・会計羅針塾】from 新価値通信BE☆SEE 第12号


とっとと会 番外編!『具体的に動く!』


text= Atsushi Saito

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 皆さん お楽しみ様です!


なんプラ・プロジェクト 税理士の齋藤厚です!


 相田みつをさん著「おかげさん」の中の「M君へ」の一節に次のような言葉があります。


「アノネ


がんばんなくてもいいからさ


具体的に


動くことだね   みつを」


前回「ゲリラ的にやってみる」と書きましたが、私はまたPostingを始めました。


12日には一日で1,000枚、翌日300枚 Postingしました。


情けないことに左足のアキレスけんの下のほうを痛めてしまい、


3日ほどちょっとばかり足を引きずっておりました。


ひとりお手伝いをお願いし、1,000枚Postingしたので、


2日で2,300枚を銀座に撒いたことになります。


反応は今のところまったくありません!


でもあまり心配はしていません。


 実は以前勤めていた会計事務所でこんなことがあったんです。


そこで顧問先拡大を試みた時のことです。


その時の目標は50件!ちょっとした会計事務所がひとつできるくらいで、


Bossは「できるわけない」と呆れ顔でした。


でも、やる!と決め、まずは従業員7人で「50件増やそう!」と意思を統一し、


さっそく営業活動を開始しました。


名簿を入手してファックス、


「DOMO」「TOWN WORK」などを見て、新規開店の会社にDM発送、


電話営業など…各々やることを決めて具体的に始めたのです。


 結果はどうだったと思います?


実は、最初の10件くらいはまさに営業活動を始めたその日から一週間くらいで達成しました。


しかし、その10件は、


外を歩いていたら会計事務所の看板が目に入った、


タウンページを見て電話をした、


お客様が紹介してくれた、


お客様の会社がもう一社作ったなど・・・


つまり、われわれが行ったこととは関係のないところから


新しいお客様が現れてきたのです!


そのようにして結局、一年間で49件増えたんです(実は50件増え、1件減少)。


 勝手な思い込みかもしれませんが、『具体的に動く』ことで何かを引き寄せるのではないでしょうか?


思い描いた通りには進まないけれども結果は手に入っている。


そんなことを引き起こすのではないかとこの体験から思っています。


 今回のPostingも今のところ全く反応はありませんが、


いずれ結果を引き起こしてくれると思っています。


皆さん、楽しみにしていてくださいね!(?)


 今の状況でじっとしていたら・・・・


皆さん、とにかく動いてみましょうね!


 〜あなたのプロジェクトを“ON!”にする


          炎のプロジェクト・ドライヴィング・パートナー〜


                                         齋藤 厚

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■この不思議な現象。。意図の力というか目標設定の力というか、でもまさに

Heizの今年のテーマ「やったが勝ち(価値)!」を地でいっておられますね。

結果報告も楽しみにしてます!(編集部)