GCC未来社会フォーラム第二回 シェア

雨振る中にも関わらず1月30日のGCC未来社会フォーラム第二回に参加くださいましてありがとうございました。 今回のフォーラムで、いかに前回の亜希菜さんの言葉の中の断片的な情報しか汲み取れていなかった自分でいたことが分かりました。 実は前回にすでに「社会問題の核心」に亜希菜さんは触れていたのですね。 「視点の問題こそが問題」ということに核心があるのだと、前回と今回に渡って繰り返し繰り返し私たちに教えてくれようとしていたのだと思います。 ものごとから「知識」を切り取ってしまえば、関係の断絶された無意味なものになってしまうのと同じく、「環境問題の○○」、「病気」、などと問題を背景から切り取って「問題」として固定することから間違いが生じるのだと。 これこそ、亜希菜さんが人類一般に対して切に警鐘を鳴らしたいところなのでしょう。 「1つのものごとは、最低4つ以上の視点から見ないとだめよ。」と一喝!! 今回の場では、視点のテーマを軸に<世代:ジェネレーション>、<経済とお金>、<文明と文化>などに話が及びました。 この先、このシリーズは定期的に開催していこうと私どもは考えておりますが、知識以上に、なんらかの新しいビュー(視点)を私たちが獲得できる場になりますことを願っております。 亜希菜さん、ありがとうございました。(山本貴美江)

 

 

 

 

■募集要項



おかげさまで、昨年11月に行いました『GCC 未来社会フォーラム』
の対談が好評をいただいきまして、というか一番イイところで対談が終わったという事情もあって、
第二回目を開催させていただく運びとなりました。

お時間許しましたらどうぞいらしてください。

前回の対談のあらましを列挙いたしますと、
・人間への視点
・社会芸術とは
・芸術とは
・飛躍すること
・錬金術
・岡本太郎
・evolution(進化)なのかrevolution(変革)なのか
・社会起業家とは 定義、発祥
・社会起業家としてノーベル平和賞をとった例
・ナイチンゲールの多才ぶり
・日本の成功例
・日本の社会起業の問題点
・シュタイナーの「社会有機的3層構造」
・ヨーロッパの新しい事業体の例
・まだ日本に入ってきていないもの
・新しい銀行づくりの試み
・時間を見方にすること
・断片化から再統合へ
・不連続統一体
・人間だけが環境をつくる存在
・第3の視点

(対談の模様、参加者の声)
http://plaza.rakuten.co.jp/besee02/4042

この討論会で、従来の株式会社とは異なるパラダイムで実を結びつつある
ヨーロッパの事業体の新しいモデルから、私たちの行く先の示唆を受ける
ことができました。


以下、ご案内いたします。

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_/     GCC(銀座クリエイティブカレッジ)
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_/      未来社会フォーラム  第二回
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_/   2009年1月30日(金)18:45〜20:45
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 ■テーマ: 社会問題の核心に触れる
        
        〜芸術的に社会事業体を創造する試み〜

 ■講師陣:対談にてテーマを進行します。

   ★山本貴美江(社会詩人/社会システム開発ラボ「バイザシチズン」代表)

   ★岩橋亜希菜(建築家/Akia design代表)
   
   <プロフィール>
    東京都出身 芝浦工業大学工学部建築学科 卒業
    表現主義から有機主義建築の研究からシュタイナーを知り、1984年よりアントロポゾフィー(人智学)を
    学び始める。1989年89-90年度国際ロータリー財団奨学生として、
     “アラーヌス造形芸術大学建築学科”(ドイツ・ボン=アルフタ−)に留学。
    シュタイナーの理論とこれを基にした芸術論、建築を学ぶ。
    1991年10月卒業 Diplom取得。
    その後当大学の教授である画家で建築家のFrank-Ruediger Hildebrandt氏に師事し
     “Freie Waldorfschule Heidelberg”第3&4 期工事等の
    設計を担当するなど3つのシュタイナー学校の設計に従事、

    1992年10月帰国。
    1993年〜2002年 東海大学工学部建築学科上松研究室助手として設計研究に従事。
    1993年〜1998年中央工学校兼任講師(担当:設計製図&芸術系特別講義)。

    横浜シュタイナー学園の設立に際して同校校舎内装及びファサードの設計協力。

     <主な最近の作品>
    「平和な気持ちになるいえ(吉祥寺A邸)」、
    「子どもの元気の城」知的障害を持つ子とその親のカウンセリング施設、
    「祠」(千葉F邸 改修1期工事 )
    「Rose in Green」H邸インテリア設計、
    大成食品事務所改修工事1期&2期
    藤野 シュタイナー学園 エントランスリニューアル
    など

    <作品掲載誌・書籍>
    『Organische Architektur』(オランダ)、
    『Deutsche Bauzeitschrift』 Dez.'92(ドイツ)など
    新建築、建築文化、新建築-住宅特集、医院建築等(日本)
    『i A 』( interior + Architecture) No.04 No. 09 No. 11 エクスナレッジ

    <執筆 / インタヴュー記事>
    『日本の「シュタイナー」その現場から』2006.6 白樺図書編 イザラ書房
    『月刊クーヨン』 2006年11月号、2007年4月号、
    7月別冊「0歳〜7歳を大切にする シュタイナーの子育て」 クレヨンハウス
    Conscious 2006創刊号
    Open forum:連載05年10月〜06年12月 記事:2005.8/9月号、06年11月〜07年2/3月
    Industrial Art News Vol. 71 2008.1月 旭川市工芸センター
    雑誌「風」Vol.65 2008年6月 おもちゃ箱 刊 
    「シュタイナー教育」20080年秋号 横浜シュタイナー子どもの園を育てる会
    など

    ※2009年現在、建築設計・デザイン及び『社会芸術』を提唱し、執筆、講演活動に従事。精力的に活動する。

 ■日時:2009年1月30日(金)18:45〜20:45

 ■会場: ビジネスサロン ヘイズ銀座 カンファレンスルーム
  住所:東京都中央区銀座3丁目4番6号 正隆銀座ビル4階
  電話:03−3561−2250
  地図:http://heiz.jp/
  
 ■参加費:(ドリンクつき)
        ヘイズ会員 2,000縁
        ゲスト歓迎 3,000縁
  
 ■以下のフォーマットでお申込みお願いします。

<申込フォーマット宛先:yamamoto@bythe-citizen.jp
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 GCC(銀座クリエイティブカレッジ)未来社会フォーラム 第二回
 2009年1月30日(金)18:45〜20:45
 に参加します。
 
 氏 名:

 このご案内をどこでお知りになりましたか?
 (                   )
 
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*亜希菜です。 前回の「対談」では 古いテーマですがGesellschaftなのかGemeinschaftなのか?RevolutionなのかEvolutionなのか? といった大きく分けると2つの分岐を視点として論を展開した2時間でした。 つまりここで共通的に抽出される問題は概念として断片化された「問題」に対しての 歴史性を含む時間の流れ(連続)であり集合体をつなぐ内的な流れと見ることができます。 この流れは自然界に見えるものでいわば飛躍を含む不連続な統一体です。 これらの内容を踏まえて、1960年代から始まった新たな組織作りにの実例を紹介するとともに、僅かですが未来の展望に触れました。 「視点、尺度をどこで見出すのか」これが「芸術」という言葉をキーワードに 概念世界と感覚(行為)世界をつなぐものであるということもお話ができたと思います。 閑話休題 今回は「ライトモチーフと変容」モルフォロギーの視点から「進化」が捉ええて見られればと、勝手に思っていますが・・・・ どうなるかは、その場かな? その馬鹿な?(^^) 亜希菜


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